2011.10.26

朝から泣けて泣けてしかたない。
8年間くりかえしてきたいつもの日なのに、もうこれで最後。
ヤマニシくんいままでありがとう、と思う。
ヤマニシくんは新生活に旅立つ方だからたぶんそんなに悲しくなくて、残された方だけが悲しい。
ここぺりに行って、美奈子さんにはげまされてほぐされて帰ってくる。
チビがいつものようにヤマニシくんと遊んでいても泣けてくる。下を向くと涙。
自分だけこんなに悲しんでいて、ばかみたい。
うまく言えないし、ヤマニシくん個人には問題は一個もないけど、いろんな意味で、もうこんなことくりかえさないようにしようと心に決める。
私には、自分だけがたくさんありがとうと思ったり、悲しんだりする、ひとりずもうの関係が多すぎる。
もっと自分の中に力をためていきたい。
2011.10.25

庭にふたりのかっこいい庭師さんがやってきて、ばりばりと枝を切ってくれる。なんてすがすがしいのだろう。しかも、この人たちがいたら空き巣や物売りなども絶対に来ないので安心して犬の散歩など出かけたりして、久々の安心感。子どものときはいつも近所にこういう感じでだれか頼もしい人がいたなあと思う。
夏のあいだがんがん伸びた枝もかなりさっぱりしてほっとした。
2011.10.24

たくじとジョルジョがちょっとだけ寄ってくれる。
たった二時間なのに、まるで旅みたいな気持ちになる。
どこにいても旅をしてるみたいな人たちだし、つきあいが長いっていいなあと思う。特になにをしゃべるでもなくても、ほっとする。
書店に行ったら、蝶ネクタイに葉巻にめがねのおじさんがものすごい大声で店員さんにクレームをつけていて、ヒロチンコさんがけっこう大きな声で「コントみたい」と言ったのでドキドキした。
2011.10.23

昨夜は宮崎のことをいろいろ教えてもらったお礼にふゆかさんを招待して、下北の宮崎料理の店へ。ここってチェーン店なんだけど、他の店舗よりもお料理がうまい人が作ってる。
みんなで宮崎名物を食べて、がんがん飲んだ。
神秘のヴェールに包まれたふゆかさんの人生は、人にくっつかず、反射的にひとりになれる力から来てるのね…と宮崎のすごさにあらためて感心。ディスカバリージャパンな今日この頃です。
帰れなくなったのんちゃんが泊まっていき、コーちゃん大騒ぎ。床をころげまわってさわいでいたし、のんちゃんが泊まってることを何回も忘れて毎回新たな心ではしゃいでいた。もしかしたら、おばかさん…?
お昼ご飯はまるで軽井沢にいるようなトロパンへ。
おいしいし、親切だし、幸せ…ちょっとだけバイトに入ったヤマニシくんあとから合流。淋しくて淋しくていっしょにいるのもつらいくらい。帰ったあとも泣けて泣けて眠れない。でも、笑顔で見送らなくちゃ。
2011.10.22

毎日毎日ジョジョを読んでいるので、なにもかもがスタンドに見えて落ち着かないったらありゃしない。いったん3部を読んで燃え尽きて途切れて、いつかまとめ読みしてみせる!と思ってるうちに老眼になり文庫が買えなかったというだめな読者で、舞ちゃんに借りてやっと今戻ってきたとんでもない遅いジョジョ入りなんだけど、今しかなかったんだと思う。今の毎日はジョリーンと変わらないくらい大変だから。うちにイギーもいるし(笑)。
荒木先生は、ほんとうに天才だしすばらしい人だなあ。
どんな状況でも人間は人間であるべきだし、美しいものだし、すごい可能性を秘めているのだというテーマはいろんな人の人生を支えていると思うの。
「魔少年ビーティー」を読んで長い長い手紙を書いた高校一年の私に、絵入りのすばらしいお返事をくださった優しい心を一生忘れない。子どもだからただ嬉しくてあまりにもいつも持って歩いていたので盗まれたかなくしたかしてしまったのが最高に悔やまれるけど、荒木先生の優しい心のこもった絵はいつでもまぶたの裏にある。
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