2010.03.16
健康についてのインタビューの本を作りはじめる。 これまでの蓄積を一気にしかもゆるくまとめるので、楽しみである。 というのも、この人たちの話を自分だけで聞いているのはもったいない、と思うことがたくさんあったから、まとめたいと思ったので。 今日はタオゼンで大内さんにインタビュー。大内さんの経験の多さだけでも何冊もの本になるくらい面白いのに、あくまで軽い調子で超深いことをぽんぽん言ってくれるので、しかもそれが全て実現不可能ではなさそうな明るさに満ちているので、感動する。人類の向いていく方向もなんとなく見えてきた。 「ケン・ウィルバーは病気だが、健康だと思う」というくだりで自分の肩の力が抜けた。元気で真っ白でまっさらで体力がばりばりあることを健康とは思わない、という話には希望がわいてきた。希望が細胞をよみがえらせる感覚さえあった。 すばらしい!目からうろこが落ちた。 そのあと杉本さんのものすごく役立つ話や、石原さんの底力などをしみじみ円さんとシェアしながら、真由膳でおいしいごはんとお酒。 私は実は、京都の人のつくるものを本気で!おいしいと思ったのは、ここがはじめてだ。基本はきっちり、くずしかたも品よく、もりつけはあくまで心地よく…心のこもったおいしいものを、はっきりと美しい輪郭のまゆみさんが作ってくれるだけで、心洗われる。なんていいお店でしょう。生きるってああいうことだと思わずにいられない。 でも石原さんと杉本さんは、残り三分の一くらいになったワインを「やっぱこのワインはだめだねえ」「コルク臭がねえ」などと言ってただにしてもらおうとしていた。大物たちだ!
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