2009.08.06

お世話になったフジイさんと、百合ちゃんを招いて3knotのピクニックランチ。
逗子マリーナの近くの芝生で豪華に食べるランチ、意外に暑くなくて、風もあって、子供たちは汗だくでたわむれているし、大人たちも子どもといっしょに遊んで、とても楽しくおいしかった。
フジイさんは相変わらず人生を忙しくエンジョイしていた。耳ツボに置き鍼のようなものをする会社もやっているらしく、みな痩せるツボにひたすらチタンの球を置いてもらう。むふふ。
「松」と「パッパニーニョ」に寄ってから、母の病院へダッシュ。
骨折の痛みでかなりかわいそうな状態だったが、やっと眠れるようになったらしくてよかった。喜んでくれたので、少しほっとする。年を取るってとにかく切ないことだけれど、意識があって話ができるので、神に感謝したい気持ちだ。
2009.08.05

やっとヒロチンコさんをゆうき食堂へ連れて行く。マグロやかつおなど思う存分食べていただく。ものすごい量で今日も感動。てきぱき働き、刺身は常にフレッシュ&凍ってはいない。
母が入院していて心配だけれど、とにかくやっと取れたヒロチンコさんとチビの夏休み、そして私の時間を今回は優先した。
よかったと思う。私も子どもにはそうしてほしいし。
鎌倉に行ったり、海に行ったりして、家族三人だけの休日を過ごし、最後はピザを食べにいった。もちろんピザはチビのリクエストであった。私たちは魚が食べたかったけど、チビには負ける。
2009.08.04

今日はエアコンと冷蔵庫と洗濯機が来る日。
そして成田さんのタンスがやって来る日。
蓮沼さんと成田さんがバンでやってきて、すごく嬉しかった。タンスも当初と位置を換え、机も運んでもらい、やっと部屋がいい雰囲気になる。
ヨドバシカメラの下請けの配送業者さんがやってきて、冷蔵庫も洗濯機も階段の幅がどうだ、カウンターがどうのこうので入らないと言っている。成田さんがすかさず「手伝ってやるよ、カウンターを越えて運べばいいんだろ、男5人いたら簡単だ」とかっこよく言う。しかし先方は「お客さんに手伝ってもらうことはできない、だから、カウンターの手前に置くから、自分でやれ、こっちの人手は貸せない」などと言っている。
自分がせっかく運んできた冷蔵庫が、目の前で人手が足りないことによって、お客さんが落っことしたりして、たとえば壊れても、仕方ない、そうなったら責任は客にあるから問題が起きない、というわけだ。
ヨドバシの人に「あほじゃないか?」と文句を言ったら、「こちらではなんとも、業者さんの会社の責任でして」などと言っている。いやな世の中だね〜、分業にしちゃってるから責任のたらいまわし、まあ、それにつけこむ客もいるからってか。
そして増員なら今から手配するから3時間待てとか言っている。意味なく炎天下の3時間、外においてある冷蔵庫と洗濯機。男手が意味なく5人、その場でぶらぶらしている。
ほんとにばかみたいな世の中になっちまった…。
自分にはなんの権限も判断もしない、ロボットみたいな変な仕事を毎日汗水たらしてする人たち。持ってきたものの無事やその家庭に家電が入って喜ばれることよりも、責任問題のほうが大事な人生。かわいそうだなあ。
で、結局、カウンターの前までその人らが運んで、成田さんと蓮沼さんとヒロチンコさんで冷蔵庫を入れた。それをじっと立って見ている力のある若い配送の人たち。
そのあと洗濯機をその人らがふたりでなんとか運んで、手伝うなと言っているので、みんなでじっと見つめる。
ほんと〜にばかみたい。
怒っているのではなく、狂ってるなと思うだけだ。
人生を、助け合ったり、自分で判断したり、決めたり、失敗したりする権利を持っている俺たちはそのあと楽しく浜に行き、夕陽をみたり花火を見たり、あじ平でおいしいラーメンを食べたりしたが、その人たちは責任問題はいろいろ大変だから、クレームをつけてくれるなよと説明して、汗だくで帰っていった。うまい酒が飲めなさそうでかわいそうだ。その仕事に生きがいを求めろというほうがむりだろう。
2009.08.03

晴れた!ので、百合ちゃんと舞ちゃんと陽子さんとゆうき食堂へ行って、刺身やタコやカレーやラーメンを食べまくる。
そしていろいろなことがあった後に、やっとこさ海岸へ行く。
このところ、百合ちゃんと毎年泳いでいる。今年はクラゲが早く、ヒロチンコさんがむちゃくちゃ刺されていた。私も泳いだが、クラゲをかきわけている感じでぷるぷるするし痛いしで、すぐ挫折した。
夜は百合ちゃんのおうちでBBQに参加、母の入院で連絡があれこれ大変でばたばたなのだが、ふと顔を上げると百合ちゃんの家族の笑顔があり、ほんとうにほっとしたし、幸せをたくさんいただいた。涙が出そうなくらい、いいご家族なのだ。
陽子ちゃんが帰ってしまい、淋しいね〜、さっきまでいっしょだったのにね、とチビと手をつないで歩きながら言いあう。夏休みだなあ。
清志郎のロックで独立する本を読んで、溜飲も下がるし、あたりまえのことをあたりまえと思う人がもはや少ないのだな、と自分の価値観の希少さも大切に思う。同じ苦労を生きてきた人だということを再認識した。
佐内くんは、はじめて会ったとき、なんて自由な心の人だろうといっぺんにファンになったが、女性というものを常に異性がらみだと勘違いしているのか、自由に生きるというのをはき違えているのか、目上の人から差し入れやメールをもらってもめったに返事をしない。なんのために事務所があるんだ、作家のそういうところがダメなところをおぎなうためにあるんじゃないのか?とだんだん思うようになり、仕事の上でも距離をおくようになった。しかし、この本における清志郎の写真の天才さでいっきょに全てを許したくなった。そうか、こうしていっきょに許されることもあるから、どんなにダメでもいいのか、とこれまた納得。まあ、それで叱ってあげずによしとしてきたまわりも悪いよな。
バカンス中なので頭が腐っていてつい過激なことを書いてしまったが、たまにはいいだろう。そのくらいに、清志郎を撮った彼の写真はくやしいが天才だと思ったからだ。
2009.08.02

今日から百合ちゃんが合流。
すごくせちがらいインドカレーの店に車で迎えに来てもらい、雨なのでいっしょに鎌倉散策。
夜は百合ちゃんちでおいしいおそうめんやエビ団子をいただく。舞ちゃんも桂ちゃんもいて、おばあちゃんも今日は参加、にぎやかだった。家族や家族の歴史ってすばらしいな。これ以上に人間が作れるものってないのかもしれない。ひとりひとりの人間を時間をかけ、手間をかけて育むと、その力は千人に広がっていく。
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