2008.12.11

あまりにも忙しいので、もうむりやり時間を取って、エステに行く。だってにっこりすると口の端がぴしっと切れるんだもん。そして爆睡しすぎて妙子さんに心配された。かわいい、美しい、優しい、腕のいい妙子さん。会えるだけで幸せになる。
帰りはチビといっちゃんとごはんを食べながら、Macを開いてチビの七五三代わりの写真集の作成。いっちゃんのすばらしい写真でチビの五歳の日々が綴られていて幸せ!親にあげるだけなんだけれど、嬉しい気持ちだ。神様ありがとう。
そのあと大急ぎでヒロチンコさんへのプレゼントを買い、仕事をもっと大急ぎで片っ端から片付け、フラへ走る…遅刻…
来年は「遅刻を減らす」を目標にしよう。
踊れるようになる、でないのがすごい。
忙しくて忙しくてもう絶対無理、やめよう、といつも半泣きで思うのだが、行ってしまいみんなの笑顔を見ると「なにがなんでもやめはしない」と素直に思えるすばらしい場なのだ、うちのハラウは。
今日は生のあゆちゃんとカオリンさんを見たので、得した!
そして最悪だと思っていた座る踊りが、踊れないのにすごく楽しくなってきた。楽器ってすばらしいな、人を助けてくれるなんて。鏡を見ると映っているのは「ショートカットでデブの中年!」でもなんかこのフォーマットにも飽きてきたし、どんな変身をしようかしら(できるのかしら)…。
りかちゃんが来週はハワイに行っちゃうので、晩ご飯に乾杯だけ参加していっぱいりかちゃんを見ておいた。
2008.12.10

たづちゃんのマッサージを受けに「おとなカフェ」へ。
たづちゃんはいとこであるが、そのポジティブかつシャープな、しかし心優しいエネルギーに触れるだけで価値がある。すっかりゆるんでぐうぐう寝てしまった…
たづちゃんがいればとりあえず大丈夫、みたいな子供の頃からの感じは今も変わらない。かなりおすすめなので、ぜひぜひ行ってみそ。
レンタルスペースとしても、広いし場所もいいしかなりいい感じだ。
外間くんとヒロちゃん、たづちゃんの親友じゅんこさん、ゆみちゃんも立ち寄り「いなにわ」で小さい忘年会。変わらずおいしいお店だが、いったい、いつからあるんだろう。なんかものすごく昔からある気がする、あのお店。はじめていなにわうどんというものを知ったのも、あのお店だったが、いくつのときのことだったか、忘れるくらい昔だ!
みんながみんな久しぶりか初対面なのに、おばちゃんたち飛ばす飛ばす!
帰宅して、急いでいたヤマニシくんをむりやりひきとめて、大急ぎで森先生からいただいたひつまぶしを食べまくる。チビが「こんなにおいしいなんて、気に入った。もういっぱい食べてもいいよ」とものすごく上から目線の感想を述べていて、大人はむかっときた。 
2008.12.09

「暮らしのおへそ」というムックの取材を受ける。
カメラマンはおじぃこと垂見さん、アシスタントのまりちゃんも来て、現場はもう一瞬でプロ仕様。あの人たちのプロ度の高さにはほれぼれする。
おへそ側のおふたりもかわいくてシャープで話しやすく、女子の会という感じのよいインタビューだったと思う。
そしてその撮影に使ったあるブランドのデザイナー山口さんのおうちというのが、あまりにもすてきでかわいらしく、今はアトリエだが元々は家族で暮らしていたというのを聞いてますますほれぼれした。人が暮らしたことがある家だなとは感じたけれど、その家の中の時間のたちかたに共感できるものがあったんだと思う。私はあんなにセンスがよくないが、いつかどこかを思う存分改装したいという気持ちが高まった。
いろいろ必要なものを買いに、帰宅してからひとり街へ出る。重い荷物を持ってしばしお茶を飲む…こんなあたりまえのことが一ヶ月ぶりくらいだ。そういうことができない生活をしている。自分で選んだ道だからしかたないが、やはりこういう時間は豊かだし必要だと思う。海外ではカフェでぐちっている井戸端会議というのをほとんど見ない。外でのくつろぎの文化が育っているからなのかな。
夜はおじぃとまりちゃんと古浦くんと加藤木さんといっちゃんとりさっぴで、沖縄の打ち上げ。もちろんヒロチンコさんとチビもいっしょ。行きつけの焼き肉屋さんで、思う存分食べる。お店の人たちもいろいろ落ち着いて幸せそうでよかった。長袖、靴下、長いパンツというおじぃのとても珍しい冬姿を見て感動…そうか、この人はずっと東京にいたら業界の人だったんだな、でも、あれだけできすぎると忙しくなりすぎてとてもやっていられなかっただろうな、などと思う。おじぃに沖縄があってよかった。
よくおじぃを「沖縄の人でないのにおじぃと言っていたり、沖縄弁だったりして、それは仕事&モテの戦略だ」みたいなことを妬みでいう男の人がいるが、あれだけ沖縄を愛し、つくし、文化を継承しようと決めているのだから、あたりまえのことだと思う。そういう人たちには「引っ越したことないのか?引っ越してゴミの日とか、町内会とか、周りの風習に合わせたことはないのか?」と聞きたいし、逆に「ひとつのところを愛して一生住むという覚悟をしたことがあるのか?」とも言いたい。
2008.12.08

一日中ばたばたしてタクシーで爆睡しながらも、なんとか「文学界」のインタビューにかけつける。そして寝起きで頭がぼけながら受け答えをする。誠実なインタビューだったので、他の気をつかわなくてよくって気楽だった。あまりにもやばそうなインタビュアーさんが来ると、その人を見ずに、頭の中でじっと活字になったときの状態を見つめてしゃべることになるので、すっごく疲れるのだ。最近は少ないけれど、インタビュアーとかライターとかいう仕事の人がたっくさんいたバブルの頃はたいへんだった。
夜は「彼女について」打ち上げで春秋へ。
あいかわらずおいしい!全くにごっていない、食いしん坊大満足の味。宮内さんは天才だ…。かくこさんもお元気そう、息子さんもぴかぴかの笑顔で、ますますいいお店になっていた。お店として育っているのがなによりもすごいと思う。すごいお店というのは、危機のときに質を下げずに思い切った決断(コースのみにするとか、ランチをやめるとか)ができて変幻自在なのだ。そしてお客さんに合わせて、ムリのない範囲で融通がきくのだ。
平尾さんを囲んで、合田ノブヨさんとヒロチンコさんと組んでいろいろな突っ込みをするが、かなわなかった…!平尾さんが上司なら、いつでも働きます!文藝春秋の人たちは仕事熱心で明るくて人間臭くて、いっしょにお仕事をするのがとても楽しい。
ノブヨさん…ノブヨさんは、もしもあの一般受けする見た目でなかったら、もう少しだけ人生楽だったのではないだろうか?と思う。でもきっとあの見た目でなくては見えない世界もあるのだろうと思うし、近寄りがたさがよく生きる場合もあるので、大きな意味ではいいことなのだろう。それにあの異様な美しさは、自分の内面を決してだれにもゆずらずに育ててきた人だけの持つものなのだろうな…。
彼女にとっては絵なんてその育ててきたもののほんの一部なんだろうな。
そういうところが、大好きだが、ものすごく変わった人だとはもちろん思う。
太刀打ちできずにチビが「この子の名前はなんていうの?」と私に聞いてきたのもおかしかった。「あなたはかわいいUFOです」っていうのも、鋭すぎだ。我が子ながら。
2008.12.07

イハレアカラさんが来日中。超美人母子ベティさんとアイリーンさんにも会えた。憧れの通訳者大空さんにも会えた。その他にも豪華なホ・オポノポノの面々、さらにはパトリスさんの奥さんの超かわいいユリさんにもばったり。ううむ、豪華。
チビはいきなりアイリーンさんを狙っていったので、わかる、わかるよ!と深くうなずいた。ちょっとだけゲストでクラスに出て「バガボンド」のすばらしさを語りあげた…というのは嘘で、クリーニングについて。同じことを勉強した人たちなので、気が楽だった。共通項がないと、話ってほんとうにむつかしい。日本にこんなに熱心な人たちがいるんだなあと思うくらい、キラキラしたクラスだった。
イハレアカラさんはどこにいても変わらない。はったりでそういう人はいくらでも見てきたけれど、常に内面をクリーニングしているのがわかるので、濁っていない感じがほんとうにすてき。それから、一度目に緊張して会ってみんなでいいところを見せ合うより、なれ合いはしないのに、少しだめだめな感じでだらっと過ごすほうが、好きだ。そういうときに人の本質が見えて面白い。
帰りは丸ビルでお買い物などして、あわててフリーマーケットに行く。お手伝いのつもりが、じゃましただけであった…。でも楽しかった。文化祭とか大嫌いだったのになあ。
ワンラブで伊藤文学さんが考えられないくらいのお値段でイカールなどの古いポストカードを大放出していたので、陽子さんといっしょに選びまくる。お得すぎる!そして集めた伊藤さんのセンスがすばらしすぎる。私の趣味とはちょっと違うのでくわしくはわからないが、素人でも「これはすごい」とわかる名作ぞろいであった。
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