2011.12.06
お参り。
いつになく神社が騒然としていて、ああ、年末年始が近いんだと思った。
一年の汚れをすっきりと落として、稲熊家でお刺身とおすしとおでんの大パーティーが開かれる。新婚さんや最高のヒーローである神社の仮面ライダー(仮)もやってきて、にぎやかだし楽しい。お父さんが元気なときのおうちって、心から安心できてほんとうにいい時期だなあ。家族にはいろんな時期があること、最近やっとわかってきた。
稲熊家のみごとな畑にほれぼれする。こんな畑は見たことがない。ところせましと植わってるのにすっきりしていて、ルール無用で、清らかで、いるだけでなんだか気持ちがすっとしてくる。やはり作品は本人だということだと思う。
久しぶりに家族でゆっくりとホテルで過ごして、心から疲れがとれた感じがした。夜中にチビとおつまみタイムを過ごしたりもした。
仮面ライダーやマリオやジョジョや…なんでもいい、そういう、架空のものに心を支えられて生きる人たちを、幼いと思う人もいる。でも、私はそう思わない。眠れない夜、心弱い夜によりそうヒーローたちは、その人の力を何倍にもする魔法を持っている。
そして私は確信した。
「チビにとってのDSのマリオやリンクが、これからの電子書籍なのだ!」
プレステであっても変わらない。このインタラクティブさ、手元感、いつでも読める感。
電子の書籍は、書籍を電子にすることじゃない。
なんで気づかなかったんだろ?こんな簡単なこと。
そして任天堂の宮本さんは、こんなこと、とっくに気づいているんだなあ。
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