2011.12.09

今年最後の太極拳。筋肉痛で全然動けなかったけれど、どうにか二十四式を最後までみようみまねでついていけるようになった。やればやるほどだめなところがわかってくるのが面白い。
じゅんじゅん先生といっしょにごはんやもなかを食べて別れる。一年間ありがとうございました。自分がこんなに運動したいと思うようになるとは思わなかったけど、じゅんじゅん先生のおかげさまで、だんだん体を動かせるようになってきた。
2011.12.08

舞ちゃんとランチを食べて、最後のジョジョ「スティール・ボール・ラン」を全巻貸す。なんだかこれを読んでいるあいだ、服装も若干ウェスタン調になった気が。そして出てくる人たちが全員無条件で臭そうだ。数日後の肉スプレーも臭そう。
しかしとにかく泣いた。この作品が最終的にはいちばん好きだったかもしれない。ジョリーンのあたりから芽生えた次元世界、時間、善と悪に関する著者の考え方が磨かれていくのがわかる。
おはなしとしての完成度は3までが優れているのだと思うけれど、4は寓話、5は不幸な生い立ちの人がどうやったら愛を知るかについての優れた展開。
6からはもっとテーマが大きくなってきて、まだまだ今もそこに取り組み中なのがわかる。
ずっとジョジョたちと過ごしたこの一ヶ月、ほんとうに幸せだったし価値観も強固になった。人間は人間であることをやめるべきではない。ぎりぎりの線でも必ず抜け道はあるし、そこを見つけるのが人間なんだ、と思った。
久々にまつ毛エクステのないすっぴんでフラに行く。顔をごしごしふける幸せよ!ぜんぜん踊れないから、すっごく遠くからのんちゃんが棒をたたきに来てくれるので、ほれなおしました…。
帰りにロッカーでおちこみながら「こんなに踊れないなんて、私もうクムフラになるのあきらめるよ…」と冗談で言っていたら、まみちゃんが「そんな野望があったとは!」と言っていたが、ありません!
2011.12.07

京都のすてきなところを、まゆみちゃんを呼び出して、家族と共にまわる。
吉田山の上のカフェはカップルでいっぱい。
チビが「まゆみ、結婚しよう。オレはまゆみのことが好きだ」と告白して、まゆみちゃんが「このカフェにくるとみんなこうなってしまうんだ〜」と言ってたのがすごくおかしかった。こんなにきれいな紅葉をたくさん見たのは生まれてはじめてかもというくらいにこれでもかというくらいに紅葉がきれいな吉田山まわり。
夜になると自然に暗く淋しくなるのが京都のすごくいいところ。
明日の朝が、昼が、光が楽しみになる。これが人の暮らしだなって思う。
2011.12.06

お参り。
いつになく神社が騒然としていて、ああ、年末年始が近いんだと思った。
一年の汚れをすっきりと落として、稲熊家でお刺身とおすしとおでんの大パーティーが開かれる。新婚さんや最高のヒーローである神社の仮面ライダー(仮)もやってきて、にぎやかだし楽しい。お父さんが元気なときのおうちって、心から安心できてほんとうにいい時期だなあ。家族にはいろんな時期があること、最近やっとわかってきた。
稲熊家のみごとな畑にほれぼれする。こんな畑は見たことがない。ところせましと植わってるのにすっきりしていて、ルール無用で、清らかで、いるだけでなんだか気持ちがすっとしてくる。やはり作品は本人だということだと思う。
久しぶりに家族でゆっくりとホテルで過ごして、心から疲れがとれた感じがした。夜中にチビとおつまみタイムを過ごしたりもした。
仮面ライダーやマリオやジョジョや…なんでもいい、そういう、架空のものに心を支えられて生きる人たちを、幼いと思う人もいる。でも、私はそう思わない。眠れない夜、心弱い夜によりそうヒーローたちは、その人の力を何倍にもする魔法を持っている。
そして私は確信した。
「チビにとってのDSのマリオやリンクが、これからの電子書籍なのだ!」
プレステであっても変わらない。このインタラクティブさ、手元感、いつでも読める感。
電子の書籍は、書籍を電子にすることじゃない。
なんで気づかなかったんだろ?こんな簡単なこと。
そして任天堂の宮本さんは、こんなこと、とっくに気づいているんだなあ。
2011.12.05

鍼に行ってから、時間がとつぜんできたので中目黒パンチに寄ってパンチのきいたお昼をいただく。ここのおじいちゃんが片手を「よっ」とあげるのを見ると毎回胸キュン。こういう誠実な昭和の個人商店、どうか残ってほしい。
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