2011.12.31

いがらしみきお「I」に衝撃をうける。みんながすごいって言うから、きっとすごいんだろうな、と思っていたら、やはりほんとうにすごかった。すごすぎて、そのあと読んだ「冒険エレキテ島」でやっと心のバランスがとれたっていう感じ。それにしても鶴田先生の描く女の子はどうしてあんなにすてきなんでしょう。あんな暮らしがしたい!
「ジョジョリオン」も純愛大作の予感がするし、楽しみな続き物の作品が多いので来年が楽しみだ。
ぎりぎりまでそうじして、キャピタルのバーゲンをちらりとのぞいて、えび天とドーナツを持って実家へ。聖子ちゃんのカウントダウンライブにいるのんちゃんを探しながら紅白を観て、近所の神社を巡って初詣。
家族そろってこの日記の終わりを迎えられたことがとてもありがたい。
明日は「貴舟」のおいしいおせちと姉の作ったおぞうにを食べるでしょう。
十年間は続けようと思って日記をはじめ、ここで終わります。
私はこれからもできるかぎりフラを続け、体のメンテナンスをしながら、おいしいものを食べて、友達と笑い、旅をし、動物と暮らし、実家に通い家族とできるかぎり会い…いろんなことが毎日ありながら、こつこつと小説を書いていくでしょう。
自分の毎日を一部とはいえ公開していくのはきついことでもありましたが、あたたかく見守ってくれた方々のおかげで、続けることができました。
みなさん、そして管理人の鈴やん、ありがとうございました。
普通の地味な太めのおばさん(元々そうなんだが)にいっそう戻っていきます。
人生の折り返し点になりました。若いときは死の寸前に至るほど働いてきましたが、これからは家族と自分のために生きます。でも、小説は前よりもますますばりばりと書いていきますし、いつもなにかに挑んでいきます。Twitterも続けますし、サイトでもエッセイをアップしていきます。
今後ともよろしくお願いします。
同じ時代を生き抜きましょう。そしていい一年をそれぞれの場所で創りましょう!
2011.12.30

えりちゃんに観てもらいにいく。
ぴたりといろんなことを言い当てながらも、余裕があって大きくあたたかい視点からものを言ってくれるえりちゃん。その才能からどんなにきついことがおきても、常に成長し続け、学び続け、きらきらと輝いているえりちゃん。幸あれといつも思う。
なかなか面白い年になりそうな予感でちょっと気持ちが明るくなった。
家を片づけて、ごはんを作って、みんなで九尾狐のドラマを観て、うたたねして、ただそれだけがありがたく思える。震災と病気のあとは、ほんとうにそう思える。自分がハッピーでいること以外、この世の中に、世界にできることはない。それは小説を書くよりも尊いことだと思う。
2011.12.29

今年最後の鍼。
ここ八年間くらいで、一回もぎっくり腰で寝込まなかった年ははじめてなので、なんとか乗り切れてすごい達成感。鍼にもしっかり通った!漢方薬もまじめに飲んだ!
腰のことしか考えてないくらいに腰の調子を優先、腰に支配された一年でもあった。モムチャンダイエットの運動をしっかりと一年間続け、ストレッチもして、やっと保った。来年はますます改善していきたい。
夜はちほとはっちゃんとチビと町田にかけつけ、牌の音で会長にごあいさつしたり、中年女子を中心にした女子会が開催され、中華をごちそうになった。ちほちゃんが学校で創った版画のかっこいい「会長Tシャツ」をおそろいで着ていった。会長も途中で着替えられて、みんなで写真を撮った。幸せだった。
会長が創った空間は空気清浄機がいらないくらいにクリーンで、みんなてきぱきしていて、みんなの目が透明で、生きているってそれだけでいいんだ、それだけで嬉しいものなんだという感じが伝わってくる。ごはんもお酒もいらない、ここに行けばみんながいる。ある種の秩序をもって、人に接している。麻雀を本気でやっているから、そして会長といるから、ただ生きることに集中していて、明日とか欲とかこうしたらこうなるかなあが入る余地がない。あの場所を一歩出たら、もしかしたらみんな心の中にどろどろしたものをまた抱えるのかもしれない。でも、この場では、会長の前では人として清くあろうとする態度が、やがて彼らの私生活をも変えていく。
チビがみなさんにボクシングの相手をしてもらって、テーブルの上の晩ご飯をひっくりかえしそうになったとき「ばーんとひっくり返ったらどうしよ〜」と私が言ったら、今川さんが「それはそれで!」と笑ったのがとても気持ちよかった。
会長のことが、ほんの少し、やっとわかってきた。だからこそ、長生きしてほしい。いろいろなものを見て、そして語って、これまでと違う毎日も味わってほしい。心から、ほんとうに心から会長の無事を祈る。祈り続ける。あんな大きなあたたかい人はいない。
星空の下、ちほちゃんを送っていった。今年もちほちゃんとは遠く離れていてもいつもいっしょにいた気がする。ちほちゃん、ありがとう。
2011.12.28

今年最後のここぺり。
ものすごく一生懸命ほぐしてくれたり、私の体と対話してくれる関さんのようすだけでもありがたくて治ってしまいそう。チビといっちゃんがお迎えに来てくれたので、そのまま実家へ。姉のお誕生日なので、はっちゃんもいっしょに祝う。ヒロチンコさんもケーキをもってかけつける。みんなでポテトとふぐ鍋を食べて、ケーキを切り分けて、あたたかく平和な夜。
2011.12.27

イル・リフージョへランチに走っていくと、ゆりちゃんの車が壁と柵の間にはまっていて、健ちゃんがいろいろ対処していた。ううむ、私にはそれぞれ長いつきあいのふたりだが、実はこのふたり初対面。なんとシュールな光景…はっちゃんが運転を代わり、かっこよく車を救い出していた。しびれる〜!これほど人を尊敬したことはないってはっちゃんの危機に対応する能力を見るといつも思う。
人気店だけあって、ランチだからって味のクオリティが落ちることはない。
りさっぴの頭脳そして威圧感(笑)、明さんの大胆で繊細な料理、葉山の空気と食材、その要素全部がうまく合わさっていいお店になってきていると思う。元インタビュアー健ちゃんの優れたインタビューにより、りさっぴがお店をどうやって経営しているかよくわかった。
りさっぴがうちで働いているあいだ、明さんに憎まれ口をききながらも、完璧に秘書をやりながらも、彼女はいつもいつも、どこにいても飲食店のことを考えていた。体力さえついていけば、天職だと思う。
ゆりちゃんのうちに寄り、みんなでデザートをいただきながらおばあちゃんと久しぶりにおしゃべりしたり、ゲームをしたり楽しい時間を過ごした。
おばあちゃんの毒舌、最高調!はっちゃんとのからみはもはや記録しておけばよかったと思うくらいであった。
夜は鈴やんのママから送られて来たおいしいものをいただいて、すごく幸せ。
へろへろに大掃除してるときに、よそんちのママが作ってくれたごはんが待っていると思うと、がんばれる!
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