2011.08.02
MISSの打ち合わせ。
なんとかしてハワイラスト取材をしようという熱心なミーティングになる。
ちほちゃんって、ほんとうに不思議。なんでもない一日が、ちほちゃんがいるだけで魔法のように輝きだすし、ちほちゃんと話してるとみんなのほほがバラ色になる。それが、ハイになる感じじゃなくて、別のすごい空間を見せてもらったみたいな、そんな感じ。年々その魔法の感じが強力になっていく。すごいなあ…すなおに尊敬。
そんなちほちゃんといっしょに1時間ほど運動をして、シャワーまで浴びて、気持ちよくじゅんちゃんとの会合に出かけていく。
このビストロが、すばらしかった。
小さい店なので店名はあえて出さないが、明治通りぞいの恵比寿よりのビストロ、とヒントだけ書いておきます。
カウンターしかないのだが、まず店に入ったとたんになんともいえないいい空気が漂っていた。ぴりっとしているが厳しすぎず、清潔だが神経質ではなく、わくわくさせる感じはしっかりとあり、すばらしい表情をしたご夫婦がてきぱきと働いている。
こんなお店があるんだ…としみじみしたのもつかの間、あまりにも料理のクオリティが高すぎた。オーペシェグルマンにも通じるビストロのよさを全部合わせたようなメニューに、高い技術が加わってめくるめく意外な味世界が!このタイトルならこの味だろう、というのをみんな一段階超えているのだ。しかも「ひねりましたよ」という感じもない。
当然常時満席だったが、あたりまえだと思う。そのことをいばったり「混んでるんだからこうしてほしい」みたいなものもない。あの小さい厨房で、ご主人が確実にむだなくお料理を作っている様子を見ただけで、背筋が伸びた。
これまでの人生のどのフレンチよりもおいしかった。
心身ともに清潔な空間で、すばらしい料理を食べるということがどんなにすごい力を持っているか、あらためて考えさせられた。
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