2011.08.31

ICUできたやま先生と対談の続き。二回目なので、すごくさくさくと進むし、ものすごく面白かった。ICUは学び舎としてすばらしい環境にあり、学生に戻って勉強したいな、と思った。あんなむつかしい学校、きっと受からないけど。
アシスタントの稲村さんの個人的なお話も仁藤さんの個人的なお話も時代を強く反映していて、時代の中を生き抜くことについて役者がそろっている感じだった。
吉祥寺の、考えられないくらいレベルの高いフレンチに行き(最近フレンチはあたりが多いなあ)、みんなで飲みながら話をする。お酒の入ったきたやま先生は完全に四十代くらいの若さ。ほんとうにおもしろいツッコミを30分に一回くらいするので目が離せない。こんなスターらしいスターに久しぶりに出会った感動。スターはやはりスターであった。
いちばんおかしかったのは、
仁藤さん「きたやま先生は長い年月のあいだに、奥さま以外の方と深い恋愛におちいったことはないのですか?」
きたやま「それはだねえ…ってさあ、聞かれたからってそんなことぺらぺらしゃべるわけないでショ!」
っていうところだった。
2011.08.29

きたやまおさむ先生と対談。
あまりのかっこよさにクラクラする。やはりカリスマというかスターだ。スター性が必要ない精神分析のお仕事で、あのような輝きがあるとたいへんだろうな…と思いきや、人の話を聞くときのかまえは別の人格で、全く自分を消してしまう。すごい人だ!そして、きたやま先生に自分の話をすると思うだけで、急に焦点がぼやけてくる、ということは見たくないことがごまかせずに勝手に出てくるということ。聞き手としての才能もすごい!
しかし、どんなに具合が悪いときでも(メキシコ帰りで病み上がりでいらした)声がしっかりと大きくて朗々と響くっていうのは、たいへんに気の毒なことだ。声を聞いたら絶対元気だと思うもん。
仁藤さんの果てしなく粘り強く、しかし沼のようにどこまでもずぶずぶ沈む深い&なので深追いできないキャラのおかげで、さくさくとテーマも決まっていってほっとする。
私の幼い日々にはいつも彼の声があったので、声を聞いているとどんどん頭の中に歌が流れてきて、困るくらいだった。
そしていちばん得したことは、生で講義を聞けたことと「きたやま先生がちょっとだけ口ずさんだ『なごり雪』」を聴けたことであった。
2011.08.28

チビがいないので、仕事はかどるはかどる。
夢のようだった…
この生活はほんとうに小説大リーグボール養成ギブスをはめているようだ。この環境で書けている自分がおかしいとさえ思う。はずしたあとのオレを見てろよ(だれに向かって言ってんの?)!
2011.08.27

マーコさんを囲む会、清水ミチコさんのおうちへ。
わりと近くに住んでいるので、のんちゃんといっしょにぽくぽくと歩いて行った。
ミチコさんのちょっとした反射的なツッコミ、さすがにすごい!そしてやっぱりママだなあ、主婦だなあと思う、キッチンでのものごとのさばきぶりとか、ささっと作る超おいしいサラダとかフチャンプルとか。
ちゃんと生活していて、いろんなものをじっと観察していて、もうほんとに偉大。
そしてマネージャーさんの田中さんの人相のすばらしさ。今どきこんなしっかりした人相の人を見つけるなんて、信じられない。
すべてにおいてますますミチコさんのファンになった。
マーコさんがみんなにひとことアドバイス。
マーコさんのすごいところはいたずらに前向きになれることを言うのではなく、確信を持ってその人の求めている人生とその人のあいだのズレを時期を含めて言えるところだ。しかも謙虚で、自分のすごさを誇示することは決してない。このお仕事のために生まれてきた職人さんでありお姫さまのような、とても不思議な、すてきな人。
のんちゃんを送って日暮里まで行き、そのまま実家へ。チビは泊まるから姉と夜中にお墓に行くと大はしゃぎしていた…知らないぞ〜!
2011.08.26

太極拳。じゅんじゅん先生が足をけがしていて気の毒…。
それでも教えてくれる強さと優しさに感動。
武道は人の心も強くするんだなあと思う。
夜はたづちゃんとゆみちゃんとコサリへ。おいしいし、きれいだし、いいお店だ。チビも久しぶりに本気で遊んでもらって嬉しそうだった。
帰宅しそびれたのんちゃんが泊まりに来たので、チビますます大喜び。寝ない寝ない。
しかも寝相が悪くて自分の寝ているマットレスから何度も貞子のようにはいあがってくるので、我が子を千尋の谷につきおとすライオンのように押し戻し続けた。
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