2011.03.05

フリマを冷やかしにいったら、舞ちゃんとかつまたくんとタッキーがお店をやっていて、この三人の組み合わせ、もう絶妙すぎてなんとも言えない。天然というか天才というかメルヘンというか…スマーフの村に行ったかと思った。もしもできることなら、この人たちと山奥で暮らしたい。
となりではお助けウーマンのまみちゃんがギャルとちびっ子たちと天才主婦と共に、ワイルドな服や陶器を売っていて、まさにこれぞフリマという感じ。自分がサンフランシスコにいるかと思った…!
夜はイーグルスのライブ。こんなにすばらしいメロディを作る人たちだったんだなあとしみじみ聴き入るも、ドン・ヘンリーを見るたびに着ぐるみかと思ってぎょっとする。あんなに大きくなっても人はドラムを叩きながら歌えるんだ…と変なところにしみじみ。ヒロチンコさんとのんちゃんと三人で一蘭に行くが、ライブのあとのこの店はあまりにも個人的すぎるね〜という結論になり、お茶してやっとほっとした。
2011.03.04

短編をしあげて、提出。気持ち悪〜い短編集を出そうと思っている。
矢野くんから信じられないくらい感動的なメールが来て「この人は好きなことを仕事にしてるんだ」というあたりまえの感慨を抱く。加藤木さんとも名コンビ。今の「新潮」の勢い、いつかはまた別の形になる。今しかないからみんな燃えている。そこをちゃんと見てあげたい。
ふまれたい会。たかさまがすばやく父を調整してくださり、頭が下がる思い。たかさまと両親との日々も、やがてまた別の形になる。今を楽しみたい。
2011.03.03

とあるわりと大きな会社がいきなりなくなるという驚き電話がかかってくる。私には直接の取引をする前だったからまあ、よかったけど、社員も気の毒だなあ。このあいだうちに二十個も大福を買ってきてくれたのが、いけなかったのかな(笑)。とにかく厳しい時代…ますますこつこついくしかない。
フラ。腰が微妙なのにトップダンサーにはさまれて踊っていて、あらゆる意味で気が気じゃなかった!でもすごく嬉しかった。生きてるといろんなことがあるんだなあと思った。麻雀ができないのに雀鬼会にいる以上、アイデンティティをフラダンサーに持っていくしかない(おい、作家はどうしたんだ?)ので、がんばろう。
先週も行った焼肉屋さんに寄ったら、このあいだがらがらだったのに混んでいた。妊婦さんを中心に猛然と肉を焼いてエロ話をしながら食べる。炭火って、すごくおいしいけどとにかく忙しいな、といつも思う。
2011.03.02

お助けウーマンのまみちゃんと、舞ちゃんと打ち上げ的ランチ。とは言っても、彼女たちはまたフリマに出るので、私だけが打ち上げみたいな感じ。久々に会って、みんな女性&いろんな形で起業&企業を経験、かつ今はフリーランスでがんばっているので、はげみになるし、ただただ楽しい時間を過ごす。
赤ちゃんも抱っこさせてもらった。それぞれのチビのこれからについても楽しく話した。それぞれが違う持ち味で、はじめて会ったときよりもどんどんたくましくなっていっている。
チビは今の学校があまりにも楽しいので転校しないことにひとりでしっかり決めた。友達もたくさんいるし、突然勉強が楽しくなり勉強が厳しい今の学校にいたいそう。私なら絶対楽を取るのにすごい。このあいだ見学に行った学校はいつでも受け入れ可&そのまま高校まであるので、進路は一安心。湘南からも通えないことはない距離でばっちり。
チビは早生まれだから特に学年の遅れもなく、優等生ではないが劣等生でもなく、どちらかというと地味タイプで、こつこつと毎日学校に通っては宿題をしている。まったくまじめな子に育ったので拍子抜けしている。夫婦共働きでも、なるべく子どもと過ごす時間を大切にしながら、ほぼ毎日家でごはんを作って食べている。これ以外の生き方はないなと思う。
どんな職業の人でも人は毎日仕事をして、まじめに生きるしかない。他の道はない。人のうわさばなしをしたりして時間をつぶしているひまもない。そのあいだにぞうきんがけなどしたほうが体によいからそうしている。面白みも派手さもないけれど、かけがえがない。なにものにもくじけない地味だがすばらしい毎日。
2011.03.01

きびしかった2月も終わった。
いろいろはっきりと失って、いろいろ大事なものを得た。なんというすごい月だったんだろう。
もう決して振り返らないし、得たものたちをぎゅっとつかみすぎずに、あたたかくかわいく育てなくては。
腰があやしいのでロルフィングを受ける。途中から頭がすごく痛くなったので驚いた。きっとゼリちゃんのことではりつめていたんだと思う。「うたた寝してる間にこの子が死ぬかも」みたいな緊張感、最後のほうは異変に気づけるようにいつもゼリ子のどこかを触りながら寝ていた。しかし、名犬はそんなことはしないのだな。人間甘し。
いつものシャンプーを買いにヒロチンコさんの仕事場の近くのおしゃれな服屋に行ったら、こわいくらいすいていた。店員さんも「なんでもいいから買ってくれ」という雰囲気に包まれている。
店員さん「こちらのシャンプーは今度無香料のものも発売されるんですよ、よかったらその頃にもおたちよりください」
私「でも、このシャンプーは天然香料の香りがすばらしいと思うので、私はそれ、いらないな〜」
店員さん「そうですよね、いちばんいいところが香りですよね!」
なんだか全てを見失っていて収拾がつかなくなっていて、心配だ。今、店ってみんなそのくらい困ってるかも。方針を今変えないと、そうとうまずいところが多そう。
不況のせいで、みんなちょっと気づきはじめている。洋服はそんなに買わなくてもいいってことを。
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