2010.12.21
チビとじーじが会話していると、面白くて笑いが止まらない。 よくこんな絶妙な会話ができるなあ、と思う。 サファリパークに行って、いろんな動物を見るが、なぜかみんなすごくアクティブでどきどきした。象の鼻が窓から入ってきて、ちゃんとチビと私に交互にのばしてくるのにも感激した。 故ライアル・ワトソンさんの「エレファントム」という本は、すばらしい本だった。 象について、子供時代のすばらしい思い出をからめて渾身のレポートがなされているし、最後のほうのどきどきする展開はどんなスピリチュアルな本よりも学びにあふれている。悲しく切なく、涙が出る奇跡的瞬間とともに、希望もかすかに描いてある。 彼を好きな人たちが、愛をこめて作った本だった。 彼に一度だけ会ったことがある。 パーティの席で「さっきオーラを見て、あなたがよしもとさんじゃないかと思ってた」と言ってくれた。私は、彼は詩人なのかな?と思った。そういう目をしていた。 知性と研究と実践とスピリチュアルをひとつに知っている人はそんなにたくさんはいない。彼の存在がこの世から消えたことを、とても淋しく思う。
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