2010.07.11
お仕事本番。 チビが「のみのぴこ」を暗唱したら、谷川俊太郎さんがものすごく喜んでくださり、ガリガリ君をおごってあげたい気分だった。でもチビはいすにふんぞりかえって鼻くそをほじりながら谷川さんに向かって「どうしてあんないい本が書けんの?」と言ったので、おめ〜はどんだけ巨匠なんだ!と思い、取り消した。そして玄侑宗久さんに向かって「一休さんだ!写真いっしょにとって、4歳くらいから好きだったんだよ〜」などと言っていて、もう、とにかく逃げ出したくなった。 徳永先生の「野の花診療所」がもよおしている大きなイベントに参加。でも、私は、ほんと〜にいる意味ゼロだった。ただの観客。私がしょうもないことを言うと、谷川さんがかばってくださるので、胸きゅんだった。 谷川さんの朗読でぐぐっと感動したり、玄侑さんのお経に「こんな心のこもったお経よんでもらえたら遺族も幸せだ」と涙したり、飛び入りないしょでいらした一青某さん(笑)のすばらしい歌声にやはり泣いたりした。 一青さん、はじめてお目にかかったけど、思った通りの人で、なんていうのかなあ、「よく見せたい」みたいなところが一個もない、ありのままの人だったので、心から感動してしまい、また「うんと幸せ」という詞と曲があまりにもすばらしくて、ものすごく好きになった。そしていっしょにいたお友達が、私ももしこの人が幼なじみだったら大好きになってずっと友達でいるよ、というような信頼できるすてきな人だったのも感心してしまった。 彼女の詞はぐっと濃いので、メロディアスな曲を添えると、キャッチーではあるが、詞のよさが死ぬと前から思っていた。近年の、小林さんのさりげなく深い曲とのコンビネーションは、ぱっと聴いただけではわかりにくいが、あの詞の濃厚さをすっと受け止めて深みを出す、最高のものだと思う。 谷川さんが、自分の内臓や体のパーツにさよならを言うあの有名な詩を朗読したあと、徳永先生が「なんで消化器にはさよならをいわんの?」とおっしゃっていて、さすが医者だ!と思った。
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