2010.07.31

いとこと焼き肉大会。東麻布コサリにて。
大都会の中の下町という感じで、とてもなごむ店だったが、イケメンの店員さんばかりで、色めきたつ韓国好きたちがいっぱい。その中でイケメンには目もくれずに肉を焼きまくるいとこ。次はなにを食べるか、なにを食べたらなには食べられなくなるのでは、と真剣な会議。これでいいのだろうか。
2010.07.30

亀のチビちゃんの病院通いが今日で一段落。もう一匹のホシちゃんが死んでから、長い間かかって、状態を整えた。
今は体重も増え、毎日運動して、ぷりぷり。
亀ってなんでこんなにかわいいんだろう…植物を食べ、太陽にあたって、よく寝ているのを見ていると無条件できゅんとなってしまう。
2010.07.29

朝からだんだんお別れの気配がしてくる。
海が恋しいし、みんなで雑魚寝したのが懐かしい。
おいしい朝ご飯をいただき、東京へ。
あまりの淋しさに下北で昼カラ。みんなの歌の中にも淋しさと疲れが両方にじむ。
チビがジョルジョとたくじと手をつないで「ねえ、30分でいいからうちによっていって」と言っていたのが、胸キュンだった。
みんながいっせいにいなくなった瞬間、なにかがぶちっと切れたみたいな淋しさで、三日前に戻りたくって、チビと抱き合ってただじっとしちゃった。チビも今にも泣きそう。思いきり楽しむと、別れも切ないけど、やっぱりすばらしい夏休みを過ごせてよかった。
2010.07.28

天気が悪いので、石葉へ。
あまりに人数が多いので、ランちゃんちにも寄らず、ただひたすらにお風呂に入る。
どこにどういうものがあると、気持ちいいのか。なにはいらないのか。なにがないとどういう良さがあるのか。そういうことを宿の人が考え抜いているのが伝わってくる。育った緑がどんどん宿をいい感じに熟成させている。
ごはんはばつぐんで、美食イタリア人たちもうなった。ひとつも「これはちょっと」というものがないし、全部手間がかかっていて、だからいっぺんにどんどん出てきてしまってさあ、早く食べて帰りな、という感じにもならない。
おかみさんの気合いと上品さ、息子さんのセンス、働く人たちの顔のぴしっとしまっていること、長く働いて誇りがあること、その全部が一体になって、土地の精霊がいっしょに動いているみたいな、そんな感じ。あまり言わないけど、きっとご苦労もものすごいんだろうなあ…宝物みたいな宿だ。
最後の夜をいつも通りに過ごす。
珍道中、楽しかった。
2010.07.27

起きると、山が見えて、気持ちいい。風も涼しい。それぞれがなんとなく起きてきて、メールチェックしたり、コーヒーを飲んだり、洗濯物をたたんだり(うまいのでこれはたくじの仕事だった)。
みんなで暮らす楽しさよ!
朝から暑い海へ。
波がものすごく、打撲とか筋肉痛になるほど。泳ぐというよりも波に転がされにいく、という感じ。
しかし体がありえないほどゆるんだので、やはり海はすごいと思った。
みんなで散歩したり、食堂でごはんを食べたり、ビーチのバーに行ったり、ゆっくりと過ごした。一日の中にいろんな時間や顔があることを、東京では忘れてしまう。
だからみんな苦しくなるんだ、人間主体過ぎて。そう思い、やはり自然の中に出て波に挑んで転がされたり、雨に降られたり、夕焼けを見たりする受け身体験は大事だなと痛感。
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