2010.05.05
深夜にキングの「悪霊の島」読了。すばらしい小説だった。前作では精神状態が不安定だと思われたが、今回は完全に復活している。なんていうすごい人なんだ!ワイアマンのこと考えただけで涙が出る。なんてすごい人物を作るんだ! この世でいちばん強いものは親が子を思う気持ち、次は男同士のほんとうの友情だと思うのだが、その全部が書いてあった。作家の秘密までいっぱい書いてあった。すばらしい本だった。あの年齢から事故にあってこんなふうに立ち直れるなんて、ありえない! 死にものぐるいで家の片づけ。ほんとうに痛くて白目むいて死にそうになった…。でも生ものはなんとしても片付けなくてはいかんかった。 腰はまだ三割くらいの回復。 でも、予約していたので、意地になって「アガペ」に行く。激うま!特に前菜は天才! ゆいいつおしかったのは、汁物二品が似た味だったこととソルベが若干溶けていたことだが、これはこの微妙な違いを楽しむと思えば、そしてサービスがひとりしかいないと思えば、全然問題ないし、シェフの人柄がほとんど少年マンガみたいなまっすぐさなのが、いちばんすばらしい。料理は人だ。
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