2009.11.10

チビの歯医者。惨敗。いつも管理が悪いと歯医者さんに怒られるのだが、一日三回の歯磨き、うがい。これ以上できることがあるのか?としみじみ嘆く。
甘いものの食いすぎだ!
…時間が妙に浮いたので、散髪したりして、わりとのんびり過ごす。夜は高級なネギトロ丼を自作して、ヒロチンコさんに大仕事おつかれさま、の会をする。
チビのお弁当、おにぎりと、ウィンナーと、ミディトマトと、ブルーベリーだけ。
しかし、米は新潟ゆめやさんからいただいたもの、ウィンナーは放牧豚、トマトは枝付き、ブルーベリーは伊勢丹で買った、すごいこだわり弁当。見た目でわかんね〜、意味ね〜!
というか、小説でも同じことをしてる気がする、私。きっと意味はあるのだわ。
2009.11.09

チビと小旅行。
電車を乗り継いで、レゴも買ってあげて、晩ご飯をいっしょに買って、ピザも食べて、チビ大満足。電車の中で優しいおばさまに話しかけられて、レゴについて真剣に説明したりしていて、ちょっと大人になっている感じがした。
夕方、亀をまだケージに入れていないのに、亀が中にいるように見えた。よく見たら、ガラスの反対側にいて映っていたのだった。
これを見てためらいなく「プロフォンド・ロッソ」だ〜!と思う自分のホラー度が切ない。でも、やはり私の感じていた通りだった、世の中のほうが、どんどんホラーになってきている。
このあいだTVで見た「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」のほうが現実よりもかわいいくらいだ。でも「ドーン・オブ・ザ・デッド」はなぜか、今の現実くらいに厳しい。撮られた時期は関係ない。
ロメロには思想がないのが、問題なのだな、と思った。ライミにはあると思う。
2009.11.08

蓮沼さんとチビと陽子さんと、久しぶりの生田緑地。佐内くんの展覧会を見に。
常設展内の展示もすごくよかったし、エヴァンゲリオン写真にも普通に感動してしまった。彼の世界はなにかを思い出させる。大事ななにかだ。私にとって死んでもゆずれないものだし、これまでなにがあってもだれがなんと言っても消えなかったあの感じ。それを忘れそうになると、たまにこうしてノックアウトされる。だから彼の写真のファンなんだろうな。
たまたまラジオ放送があり、母の塔の下で、佐内くんが生放送をはじめた。今日来てるなんて全然知らなかったので、ラッキーだった。
なんであんなへんなジャージを着てるのにかっこいいんだろうね〜、モテマンは違うね!と陽子さんとしみじみ言いあっていたが、やがて豊田道倫さんの弾き語りがはじまり、そのなんともエロ情けない歌詞と歌にものすごく感動してしまった。太郎さんのでっかい母の塔、中途半端に晴れた秋で紅葉の生田緑地、黄色いTAROジャージの佐内くん、ぼそぼそしゃべる男子たちによる男子たちの話題の感じ、そしてあのすばらしい歌詞の内容…一生に一回のなんともいえない、奇妙な感動の瞬間だった。あんな懐かしい雰囲気を創りだせる音楽家はいない!決してものごとを断言しない陽子さんをして「先が読めない歌詞だな〜」「フェラチオやめないでと言えなかったんだ…」と言わせしめた功績はすごいと思う。
夜は姉と近所のおいしいタイ料理屋さんへ。チビがむちゃくちゃやって姉にしばりあげられていた。さるぐつわをされてる人を久しぶりに見た。
2009.11.07

母の病院から実家へ。父と、餃子と塩ラーメンを食べる。姉にも作る。なんか楽しい。
昔住んでいた町、初恋の人の元家の前なんかを通り、同級生の塩崎くんの店の前を通りながら、昔よく食べた大島ラーメンで餃子が焼けるのをチビといっしょに待っていて、過去の全ては、案外よかったなあ、なんていう気持ちになった。秋にたまにこういう気分になる。
2009.11.06

「船に乗れ!」の3巻目を読み終わる。いい小説だったなあ。
若さの持つ苦しさ、魅力と本人の内面がつりあわない苦しさ。そのすばらしさがしっかりと描かれていた。ドライブ感はあれど、走っていないので、藤谷くんはこれを書いたことでなにかを超えたなと思う。でも、超えてる最中にうちにちりとりとか持ってきてくれてて、悪かったなあ(笑)!
最近何回も読んだものでは「デボネア・ドライブ」2巻もすごかった。これはちょっとマンガ史上に残るたいへんな作品だと思うんだけど、そんなこと言っても朝倉世界一さんは静かに首をふるのだろう。ほんとうに彼は、孤高の世界一だと思う。
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