2009.11.30

ヒロチンの多分昇進?祝いと、たかさまに日頃のお礼をかねて、すし匠へ行く。
あれだけ全てを完璧にやっていたら、高くて当然というかむしろ安すぎるくらいだと思う。親方は味に人生をかけている。そしてそのために人柄まで磨いている…。
夫婦で行くと、おいしいね〜という会話しかなくなるから、たかさまもぜひなんて誘ったけど、三人で「おいしいね〜」「くくく、おいしい」「うまい」と言いあうだけのもっと会話のない会になっただけだった。
たかさまが最後に親方に「あまりしょっちゅうは来られないけれど、すばらしかったです。また寄らせていただきます、どうか元気で長生きなさってください」と言ったのにはものすごく感動した。
2009.11.29

実家でたかさまに踏まれたい会。
父のお誕生会と母の快気祝いをかねる。母が家にいると全く雰囲気が違う。明るいし、安定している。あんなわがままな母さんなのに!人は生きているだけですばらしい説が実証された。
たかさまに踏んでもらってなんとか腰が大丈夫になってきた。
その前はいっちゃんとお友達たちの三人展を見に、東松原へ行く。手作りのかわいい展覧会で、写真も作品も生き生きとかわいく、いっちゃんを思う人たちがたくさん来ていてなんだかあたたかく幸せになった。
蓮沼さんと陽子さんとしぶい姿勢でお茶をすすりながら「若さって、いいね」としみじみ言いあった。
2009.11.28

朝起きたら、姉から「へろってるのに墓掘り!」というすごいタイトルのメールが来ていた。胃をこわし具合が悪いのに、外猫が死んだので埋めた、という内容だったが、こんなすごいタイトル、見たことがない、小説でもなんでも。
あまりにも腰が治らないので、ロルフィングを受けた。にわかに大丈夫になってきたので、そうっとそうっと帰る。寒い道を、ヒロチンコさんとゆっくり歩き、にこにこしながら、直立不動で。変な人。
そして今日もモトヤさんの前に南さんがいるのを見てしまった。菊地さんのライブではよく知っている方だが、あまりにもいつもそこにおられるのでなにがなんだか、知り合いなのかそうでないのかもわからなくなり、もう少しで「南さん!」と普通に呼びかけそうになった。
2009.11.27

占いでこんなこと言われた、と美香ちゃんに言ったら、自分が具合悪いのに激怒してくれて、悪かった。いい人だなあ。いい人は、のんびりと、まったりと長生きしてほしい。それが世界を救う気がする。
寝不足のまま、いろいろ探し物があって学芸大学に行き、いい喫茶店でも知らないかなあと思って質問のため親くんにメールをしてみたら、ちょっとしたすれ違いの後に、あっという間にやってきたのでびっくりした。ヒロチンコさんにまだ「親さんが…」と言ってる間くらいに来ちゃう、フットワークの軽さだった。
自転車を停めたりまた動かしたりするすばやさも異様に軽く、私だったら、もう面倒くさくて一カ所に停めたままほうっておくだろうと思う。私がやっと腰をあげる間に十個くらいの行動をしてるし、今朝は六時半から仕事をしていて今終わったところだそうだった。信じられない。私よりも寝不足ではないですか。
夫婦と子どもでうろついていたらパンを一個買ってコーヒーを飲んだだけの街なのだが、親さんが来たら急にものすごく学大にくわしくなったし好きになってきたので、それも驚いた。
あの人は、絶対日本人じゃない。よくパリやローマやマドリッドに行くと、こういう動きの、人生に対して絶対楽しみたいことを優先にする人がいるから、なんだか懐かしいね、とヒロチンコさんと語り合った。日本人は、悪いことや疲れることを、行動するより前にものすごく厭う性質があるのだ。
2009.11.26

午前中は取材。かしこいおねえさんたちで、人生相談にのってもらった。
腰があやしいので、フラは見学。
あゆちゃん先生が目の前にいらしたので、「あゆちゃんはどうして痩せても乳はへらないんですか?」と聞いたら、「そんなことないよ、これは無印の、しっかりパットがはいったやつだもん」と言っているが、私も全く同じものを持っているのにシルエットがまるで違うので、絶対違うと思う…。でもそんなことを言えないほどの勢いで、「やっぱり減ったよ、ほら、ここも、ここも、ここも」とどんどん下に下がって見せてくれるので、中学生男子みたいにカバンを放り出して逃げ出したくなるくらいドキドキした。
たくさんの人たちでハワイに行ったから、ますますハラウの結束がかたくなった気がする。クリ先生もものすごく美人になって、堂々としている。
あっちゃんのお誕生日を仲間うちで祝いながら、そういえばこの人たちとハワイで会ったんだ〜と夢だったみたいな感じがした。
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