2009.10.26

那須に行くも、みるみる具合が悪くなり、夜はもうふらふら。
朝になったらもっと悪くなっていて、寒気&吐き気で立っていられず、ひとりだけ先に帰る。
ひとりだけ先に帰るのはちっとも淋しくなく、下痢高熱ゲロ、とにかく横になるしかない体調。家についたら動物たちがみんなまわりにやってきて寝てくれたのでぐうぐう寝て元気が出た頃、チビが戻ってきた。
チビとじーじのかけあいには妙な相性の良さがあって面白すぎる。遺伝レベルの相性のよさそして面白さという感じ。

2009.10.24

少し前のことだが、NHKで「こきりこの唄」を子供たちが歌っていて、どうして私これを全部歌えるんだろう?そうか、フォークルだ、と思った一時間後に、加藤和彦さんの死を知らされた。
面識はなかったけれど、私は幼い頃からきたやまファンだったので、フォークルの歌はみんな歌える。ある意味関係ないけど、自切俳人の歌も歌えます。
「悲しくてやりきれない」とか「オーブル街」は真性のうつでなかったら絶対できないものすごい音楽だ。私は今でもなんとなく口ずさんで、ほっとすることがある。それらを創っただけでも歴史的な偉業だ。なのに加藤さんはどうして走り続けなくてはいけなかったのだろう。いいではないか、もっとのんきに行こうよ、悲しいなあ。
突然にあの歌が流れてきたことは、きっと「忘れないで」というメッセージだったと思っておこう。そして忘れずにいよう。私を作った音楽、フォークルの音楽。
2009.10.23

太極拳。じゅんじゅん先生のうまさがどんどんわかってくるということは、少しは上達しているのか。なんでも時間がかかりすぎて生きている間では間に合わないのでは?という感じのへなちょこな私である。フラも同じく。
まあいいか、のんびり生きれば(だめだめ人間の発想)。
そんな私が人生について書いたエッセイ集「Q人生って?」が発売になる。MIHOさんの絵がものすごく嬉しい本になった。絵というか、切り絵なのだが、これがもう本文の千倍くらいすばらしくて、幸せ…。
それにしてもなんてすばらしいタイトルだろう、と思うこの本のタイトルは、天才編集者石原マーさまが考えたのであった。
夜はウィリアムとごはん。モンゴル料理が食べたいというので、加藤木さんと行った東京で最もディープな池袋のお店に連れて行く。数件手前からもう羊の匂いがしてきた。でもおばあちゃんがモンゴリアンだった彼にとってそれは幸せの匂い。おいしそうに食べてくれてよかった。ヒロチンコさんも羊が好きなのでここの肉のおいしさがわかるみたいで、無言でがんがん食べていた。
2009.10.22

イケメンハウスへ。蓮沼さんとチビといっちゃんと。
いっちゃんは庭掃除をしていて、近所の人にむちゃくちゃほめられていた。のどかかついつでもなんとなく見張られている田舎暮らしよ。
渡辺くんを呼んで、ごはんとかラーメンをひたすら食べる。なんてことないんだけれど、いつも自然がバックにあるのがいいなと思う。ちょっと顔をあげると山が見えて、ちょっとそのへんを曲がると川とか海があって、虫や魚が意味なくいっぱいいる、そのことがどんなに力をくれているか、東京にしばらくいるとよくわかる。吸い取られる一方でチャージがとってもむつかしい。
2009.10.21

ヤマニシくんちの新しい子猫を見に行く。いつもきかんぼうな顔をしていて、ほんとうにおかしかった。カブがいないのが不思議だったけれど、部屋の感じもすっかり明るくなって、カブは幸せな場所にいるんだな、あれほど愛し愛されたのだから、当然だな、と思った。
ここぺりへ。
自分でもあまりに体の固さに驚くが、関さんの大奮闘のおかげさまでなんとか人間の肉体に戻ってきた。奥から眠さがどろどろ〜と出てきて、溶けるように寝た。
  2009年10月 ページ: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6