2008.03.10

那須へ。
ヒロチンコさんのパパもいっしょに温泉へ行く。でっかい海綿を持っていって、チビとヒロチンコさんでじーじをごしごし洗ったらしい…。
風呂に入っていたら、あごの下にあった風邪のなごりのわけのわからないぷつぷつがみるみるうちに消えたので、すごいなあと思う。食後にチビと露天風呂でお店屋さんごっこをしていたら、一時間もつかってしまいくらくらっとした。でも子供は全然気にしない。すごい集中力だ、すばらしいことだなあ。
チビはむちゃくちゃだし、私たちは飲みまくっているし、時間はかかるしで仲居さんが怒ってどんどん意地悪くなってきて、最後はもう時間がないからとお茶もいれてくれなかった。湯のみ茶碗もさげてしまったので、持ってきてと言ったんだけれど、ごはんつぶがついていたからもうさげた、あとは自分でいれろともともとあったお茶セットの場所を教えて行ってしまった。そうだ、こういう感じがいやだから旅館はいやなんだなあ、とあらためて思った。お風呂だけでのんびり入れるのがいちばんいいなあ。たいていの仲居さんは早く帰りたいので、早い時間にごはんの時間を設定させようとするし、朝も早めにしようとする。見え見えなのだ。すっごく急いでごはんをどんどん持ってくる。テーブルの上はいっぱいでもうお腹もいっぱい、気ぜわしいし目の前でどんどん冷めていくし、今やもう部屋出しってそんなによいことではない時代という気もする。
いやいやされるサービスよりも空しいものってない〜。あと仲居さんには人生の裏街道をひたはしってきた感じの人が多いのも切ない。もちろんすばらしい人もいますが、たいていの人がすごくタバコ臭い。全身からタバコの匂いをさせてくるのでぎょっとするし、かなりの人が吸い過ぎで肺気腫ぎみになっていていつもぜえぜえひゅうひゅういっていて、ぜんそく持ちにはこれもまたなんだかつらい。
そういうところにはもう行かない人生になるべく持って行こう、と深く感じ入った。
ほんとうはそういう全てが好きでないのに、お風呂の良さにかすんで好きと思い込もうとしていた自分にはっと気づいたのが、すごく嬉しかった。目からうろこ、という感じ。
夜中にチビが成長痛をうったえ、膝が痛いと苦しんでいた。これ以上でかくなってどうするんだ!ただでさえ大きいのに。
2008.03.09

すごい花粉にまみれてくしゃみを十連発くらいしながら、ハシヤで待ち合わせてスパゲッティをみんなで食べてから、ヤマニシくんの家に遊びに行って「風船少女テンプルちゃん」を見ながら、動物たちとなごむ。チビも動物の中に数えていい感じでその場にいた。ヤマニシくんちの犬と猫はうちの子たちと違ってみんなとっても愛くるしくて優しくてキュートなので胸がきゅんとなる。チョビオさんが私のベストの上にずっしりと乗って「これ気にいりました」と言ってくれた(ような気がした)のもハッピーでした。
2008.03.08

いっちゃんとチビと春の空気の中、チャカティカまで歩いて行く。
花粉はきびしいけれど、あたたかいのが嬉しいので、いやがるちょっと風邪ひきのチビを連れて、とてもおいしいカレーとかベトナムご飯を食べたり、お茶を飲んでゆっくりした。まだチビがひいているので不謹慎だけれど、風邪でないというだけですっごく幸せ。あの頭痛はもうほとんど発狂レベルだったな…頭痛くて全然寝られないんだもの。
散歩していて、ハワイのちほちゃんのあまりにもすばらしい日記(リンク済み)を読んでいるときと同じような気持ちになった。ここから先はいつだって自由で、今からのことは自分が決めていいという気持ちだ。
こんなに不自由な環境にいても、その気持ちだけは消えないしだれにもゆずれないのだ。
2008.03.07

いよいよMさんが最後の最後のシッターの日で、なにをしていても切ない。ほんとうにこういうことに慣れない私だと思う。チビでさえもう少し別れに慣れてる。
Mさんはものすごく強い性格でその上ラテンの国の人なのでマイペースで、神経質な私とはぶつかることもいっぱいあったが、全てよい思い出になった。普通の社会から離れている私に、昔みたいな普通にでこぼこしていて矛盾がいっぱいある人間関係の良さを教えてくれた人であった。また会えることもありそうなので、しばらくは気が抜けた感じだけれど、新しい日々をがんばっていこう。
昼間結子の家にお誕生日プレゼントをあげに一瞬行く。それでも電話でしゃべるよりもずっと楽しくて、体を運ぶ楽しさっていうのもあるなと思う。行く前は「眠い、もう動けない」と思っていたのだけれど、いざ会ってしまったらにこにこだった。
そしてチビははじめての遠足で興奮しきって帰ってきたので、なんだかこちらまで嬉しかった。日々新しい体験をしているんだなあ。
そして、いちばんつらいのはほんとうの別れよりも「あと一週間で別れ」というような感覚であるとしみじみと思った。いざ別れてしまうと、今という瞬間や未来に会える楽しみがぐっと迫ってくるからだ。
2008.03.06

寝ても寝ても眠くって、立ったまま寝そうな感じ。実際気づくとうとうとしていたりして、おばあさんか?
チビはまだ咳をしているので大事をとって幼稚園を休ませて、病院に行く。
チビ「おいしゃさん、おひさしぶりです」
と言って、言われてないのにベッドにごろんと横になって腹を出していた。
チビ「注射はしないでくださいね」
変な子供…。そのうえ「今日はお客さんがいないから待たなくてもよかったのですか?」となんとも言えない質問をしていた。病院に来るのはお客さんではないのではないだろうか。
買い物をごりごりとこなしてフラへ行く。ついていくのがやっと、やめざるをえないのも時間の問題か?と思っていたら、休みがちの私がわからなかったところをあっちゃんとのんちゃんとちはるちゃんが手取り足取りケツ取り教えてくれた。日曜日にはじゅんちゃんの特訓も受けたので、ダメダメでもなんとかなったのだ。ほんとうにみんなのありがたさが身にしみる。みんなの顔を見るだけでも、踊りができなくってもいいから通えたらいいなあ、と思う。
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