2008.02.03

大雪。日曜の大雪なので、道行く人がちょっと楽しそう。
ヒロチンコさんが雪かきをしていたので「がんばれ〜」と窓から小さい声で応援して苦笑いされた。その数時間後にいっしょに雪だるまを作ろうって言われたのでチビに取ってきた雪を差し出したら「つめた〜い、ママ作って、がんばれママ、すてき〜!」と言われて雪だるまをひとりで作らさせられ、カルマの刈り取りとか、楽して口だけ遺伝子とかいう言葉が浮かんできた。
夜は雪になったので、私がてきと〜にブレンダーで作ったすごい見た目の、でも味はおいしいシフォンケーキを持って実家へ行った。2月の3日は大晦日と気分的にはいっしょなのでそばを食べる、という習慣があるのだ。もう読んでいる人も飽きた表現だとは思うが、姉が六人前くらいの鴨そばを出してきて、おなかいっぱいおいしく食べたと思ったら、その後に天ぷらとざるそばがでてきて驚いた。どうも最近の彼女の流行は「同じ料理名だが微妙に違う種類のものをたくさん作る」であるらしい。
2008.02.02

アレちゃん、恵さんという異様な取り合わせでリーヴァ・デリ・エトルゥスキに行く。安定した味、北イタリア特有の魅力的考え方のお料理。やはり冬の方がしっくりくる。
このテーブルにいる三人の人生経験を合わせたらまじで多分百人分くらい行くだろうなあ、と思った。でもおだやかにアレちゃんがマリ(なんでそんなところに行くんだ、七十歳のおばさんと)に行って、遭難?難破?したおそろしい話を聞く。ほんとうに命がかかっていたのでびっくりした。次はハイチに行くそうだ。「ゾンビ伝説」(なんであんな学術的映画がこんなタイトルなの?)を観るようにしつこくすすめた。あの原作「蛇と虹」はハイチの文化を肌で生々しく理解できたすばらしい本だったが、読めば読むほど行く気は減っていったな〜。でもアレちゃんの思考回路を見ていたら、論文が優秀で机に向かうのが似合う文化人類学者ほどものすごい場所にフィールドワークに出かけて行く仕組みがわかってきた。
下北のナチュラルハウスに慣れきっているから青山のナチュラルハウスに行くと「弱肉強食」という言葉が浮かぶ。休日のこのお店では店員さんを含めてこの世で最もナチュラルではないせちがらくきびしくけわしい人間模様が多々見られる。おのぼりさん気分爆発で、おろおろしながら買い物をした。都会はこわいのう。でもここでこのあいだ顔のヨガで有名なふみちゃんこと高津さんにばったり会ったときは、彼女のまわりがきらきら輝いてピクニックする場所みたいに見えた。余裕のある表情の女性は世界を救う。ところであれ、やってみるとほんとうに顔が小さくなるね!でもやってる自分を未来永劫だれにも見せられないね!
2008.02.01

まだ熱のようなものが頭だけに残っていて、足が冷え冷えなので自分に投資!とばかりに今日はリフレクソロジーへ行く。がくっと寝てしまい十分くらいと思ったら一時間半たっていてびっくりした。リフレの天才たがみさんはいつも足を触っただけでなんでもわかってしまう。今日は「もうウィルスはないですね〜、尿管でわかります」という名言を残していた。
プラーブダーくんが来日していて、とても忙しそうなのでちょっとだけでも会おうと言って、居酒屋さんにいっしょに行く。たづちゃんも来てタイが懐かしいメンバーだった。ヴェジタリアンの彼を待たせて最後まで肉のたたきを食べまくる私たち。優しく微笑んで見守ってくれる彼。
帰りにおいしいコーヒーを飲んで、なんとなくあったかい気持ちになって帰る。タイの人たちの時間の流れってなめらかで柔らかくて露骨な意味ではなくて生命の力という意味でセクシーだという気がする。
彼からまたタイ名物アーブのクリームをいただいた。嬉しいな!ここの製品はなんとタムくんのお姉さんが作っているのだ。はじめて使ったとき、こんな強い匂いのジャスミン知らないなあ、と思っていて、タイに行ったらほんとうにそっくりこのままの香りのジャスミンがいっぱいあった。それで帰って来たらますますこのクリームが好きになった。特におすすめなのはジャスミンとライスのボディクリームと、同じ香りのヘアトリートメントだ。髪の毛が驚くほどさらさらになる。ちょっと前までバーニーズで売っていたけれど、今は横浜店だけかもしれない。あとりさっぴ情報では銀座のソニービルの地下にもあるようだ。だれもに一生一度は必ず使ってほしいっていうくらいのおすすめ度である。
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