2008.02.24

平成6年度製のパン焼き機のモーターが壊れたらしく、小麦粉団子みたいなものができてきたので、おやつだよとちょっぴり犬たちにあげたら密度が濃すぎて苦しんで食べていた。ショックを受けて新しいのを買うことにしたら、全てが進化していてびっくりした。全粒粉も天然酵母も使える。う、嬉しい!でも実は私は天然酵母パンはルヴァンと木のひげ以外はおいしいと思ったことがないのです。
陽子さんとチビが遊んでいる声を聞きながら仕事するのは幸せだ。
最近、昔と違って(老けただけだが)、新しい人と知り合う喜びよりも、古い友達の換えのきかなさを大事に思う。そういう人たちはどこに住んでいても会えばいつでも同じ気持ちで会える。
それから、大きな病気をしたあとの人に会うと、共通の不思議な空間がその人のまわりにできているのが見える。勢いがあるけれど少しも無理していない、死をたっぷり意識しているのだが、生をエンジョイしている、豊かで大らかで、ちょっと深情け的でウィットがいっぱいのすてきな空間だ。その中には水分もたっぷり入っていて、たとえるならずしっと熟れた南国の果実が太陽の光の中できらきら輝いているみたいな感じ。これこそが健康の秘密だと思う。そして不思議なことにこれは写真には絶対映らない。肉眼でしか私には見えない。
ということは、日常で会っているほとんどの人は(自分も)健康ではないということだ。自然に接することが多く、さらに生命の危険が多かった分、もっと昔の人はみんなこういう感じだったのではないかなあ。
この秘密、目ではわかるのだが言語化するまでにはもう少し時間がかかりそうだ。
2008.02.23

「墓場鬼太郎」は文句ないできで、主題歌も完璧で、毎週幸せだ。子供の頃読んでいたのはもちろんアニメではなくてこちらのほうで「どうしてみんなこんなにも予測できず、冷たく、愛もなく、おそろしい世界なのにひきつけられるのだろう?なんでこの絵をずっと見ていたいんだろう」と思っていたままの世界が再現されている。ガマ令嬢の、口にチャックがあるだけで大人の男がめろめろになってしまう性的魅力なんて、まだ心にこびりついていたのでものすごく懐かしい。水木先生特有のあのシュールさ、残酷さ、そっけなさ、やはり天才だと思う。お会いしたことがあるが、やはりそういう人だった。意外なところでくるっと情のないことを言う感じ、「これこれ!このタイミング!やっぱりこの人が描いているんだ!」とほんとうは手を打ちたいくらい嬉しかった。対談中だったのですました顔をしていたが。
当時、子供ながらもアニメ版の健全な鬼太郎を観たとき、なにか違うなって思ったもんな。今夜中にやってるほうは、原作に忠実なだけではなく、偉大なる野沢雅子さんがあんな邪悪なセリフを言っているというのもすごいことだ!
2008.02.22

腹痛もないのにすごい下痢一回だけ。これもゼオライトの力か?あなどりがたし。これまでにたくさんあった「ガンが消えた」薬の中でも有望かもしれない。ピュアシナジーはほんとうによかったし、最近の健康食品にはいいものもたくさんありそうだ。ちょっと続けてみよう&よさそうだったらまわりじゅうのガンの人に配ろうっと。
まてよ、俺、グリナも飲んでいるな。こっちか?
健康食品の取り過ぎ現象が…!
ヒロチンコさんはがんばってチビを送り迎えして、仕事もしている。頭の下がる思い。なんてりっぱな人と結婚してしまったんだろ&ヒロチンコさんがおいしく食べてくれるからこそごはんを作るの楽しいのだな。病気だと作りがいがないのだな。
タイマッサージに行く頃には、少し気持ちが上向きになり、毒が抜けたよう。足のマッサージの途中で完全に背中に生気がよみがえってきた。ありがたい。マッサージの先生も同じ瞬間に同じように感じたので、確かな手ごたえだった。
帰りにあまりにもよれよれだったから藤谷くんちの明かりだけ見て寄らずに応援光線だけ送る。あそこで彼がすてきな原稿書いてると思うと、見上げる私は胸きゅんだ。
今日は嬉しいことがあった。銀色さんのすばらしい新刊が出ていたのだ。「つれづれノート」を生きがいにしていた私としては、あのかわいい子供たちの育っていくのを見れるともうそれだけで元気。あの子育ては絶対マネできないあの人だけの宝だと思う。記録しておいてほしい、人類のために。
そしてもうひとつ、大好きなちほちゃんがブログをはじめて、そのキラキラをみんなにシェアしてくれることになった。ちほちゃんのこと考えるだけで元気が出る私としては、とんでもなくハッピーである。
さらに大好きなIKARINGの「新婚はん」まで送られてきた!すごいリアリティが炸裂していて、「そうだよね、結婚ってこうだよね」とうなずくばかり。
さらにさらに、毎回かかさず読んでいたとはいえ「三月のライオン」の単行本も出た!すてきすぎる!チカさん愛してます!なんでこんなすてきなマンガ描けるの?書店の棚の前で静かに心の中で大騒ぎ!
いろいろな嬉しさのあまりつい「もやしもん」の六巻をお店の人にすすめられるがままに特典巨大なぬいぐるみつきで買ってしまった。持って帰るの大変だった。
チビ「このぬいぐるみなに?なんのぬいぐるみ?」
私「菌だよ…」
そしてクムやきらめきの先生たちが出ている「ぐるナイ」を観たら、あきらかに日村さんのほうが私よりもフラがうまかったので、ショックを受けた。
2008.02.21

昨日関さんに飲ませてもらった液体ゼオライトの反応か、夕方からものすごい頭痛と鬱が襲ってくる。デヴィッド・リンチのドキュメンタリーを観たらますます気持ちが沈んだ(笑)。なのでこわいから「インランド・エンパイア」はまだ観ないことにした。あれ観たあと、三日くらいあそこから出られなくなったからなあ。
ヒロチンコさんはまだ熱を出してうなされながらがたがた震えている。熱は三十九度以上ある。気の毒…。いちおう様子を見てお水をあげたり、お餅を焼いたりして看病するけれど、こうなるともう寝かせてあげる以外なにもできない。
これ以上休んで遅れるとしゃれにならないので、フラは見学だけ行く。
見学してもしゃれにならないトリッキーな踊りにびっくり!
びっくりしたまま大好きなみんなをハグしてとんぼ帰り。頭痛はがんがん!
関さんに相談したら、治るように念じてあげるよ〜とメールが来て、なんかほんわかして眠った。結子にも電話して淋しいよ〜!と言ったら、これまたほっとして寝ることができた。
2008.02.20

面談があり、よれよれ&睡眠だけはたっぷりで出かけていく。朝日がまぶしい早起き家族だ。車の中でおしゃべりしたりして楽しかった。幼稚園についたら先生たちが「めずらしくチビが起きてる!」「今日は起きてるね!」と口々に言うので、いつもいかに寝たまま到着しているかわかった。
今チビがたまたま行っている幼稚園、人数も少ないし、日本での学歴には全くつながらないのでほとんどフリースクールに近い感じ。でももう慣れたし、はじめはもうどこにも行かなくていいかくらいの気持ちだったので、これはこれでひとつの道としていいような気がする。園長先生が全員の子の名前と顔を知っているのも心強い。
夕方はここぺりに行って、つかみどころのない体を関さんになんとかしゃんと整えてもらう。出版おめでとう!と思いながらも助けられる一方であった。何回見てもいい本だと思い、赤ちゃんのいるゆきさんにサインしてもらってプレゼントすることにした。
マリコさんが同じ部屋にいたので、妙に安らいだ。出産以来、マリコさんを見ると無条件にほっとする。命がかかったときに助けてもらった人っていうことなのだろうな。
夜はチビをお風呂に入れて、けんかして、仲直りして、おもちを食べさせて、いろいろあったのになんと就寝十一時。すてき…。
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