2007.12.16

夕方からいっちゃんといっしょにイクスピアリに、じゅんちゃんと待ち合わせてクムのライブを観に行く。クムは歌っていると幸せそうなのでよかった。いろんな人が出世して舞台に出ていてじんときた。そしてサンドリアさんとあゆちゃん先生の体がすばらしいな!と思った。ひとつひとつの筋肉がむだなく動いて連動していく感じ…ダンサーっていいなあ。三奈ちゃんもにこにこしていてかわいかった。そしてそのかわいい三奈ちゃんのおしりを触ったり、クムのおっぱいをもんだり、チビはやりたいほうだいだった。
そのあとごはんを食べに、ホテルに行った。どことは言わないけれど、まああのあたりの。きっとものすごく忙しいのだろうと思う。働いている特に男性たちがもうよれよれで顔色も悪く、完璧な接客とうらはらに心の中のマイナス的な声が聞こえてくるような作り笑顔。客というもの全般に対する憎しみさえ感じられた。かなり遠くからでもその人たちの胃が悪い口臭が感じられて、ほんと〜うに気の毒で悲しい気持ちになった。
そんな中でほんとうにフットワークが軽くはきはきしている人が十分の一くらいの確率でいると、嬉しくなる。ここでそのすてきな人たちが未来を背負っているにもかかわらず、足をひっぱろうとするのが日本人の特性だけれど、そんなに国際化を歌うならもうそういうのはやめてそういう人たちを大事にしてあげればいいと思う。
昔ステーキハマに行ったとき天才的な若き焼き職人(?)がいて、なにを食べても他の三倍くらいおいしかった。考えてみればあの高い素材を生かすも殺すも焼きかたなのだから、天才がいても当然だ。あまりにもおいしかったので、素直に彼にそれを伝えた。「なんでなにを焼いてもこんなにおいしく焼けるんですか?こんなにおいしい鉄板焼き食べたことがないです」
帰りに別の席でコーヒーを飲んでいたら、若いウェイターさんがやってきて「あいつのことほめてくれてありがとうございます。あいつはすごい腕がいいからねたまれて、いつもいじめられているんです、わかってくれる人がいるだけではげみになると思います」と言った。お友達がいてよかったね、とその天才に対して思った。
2007.12.15

森田さんといっちゃんの黄金コンビ。すてきなプレゼントもいただく。ふたりにいってらっしゃいと言われると、この世にはもうなにも問題はないような気がしてくる。
タイラミホコさんが渋谷でお皿を売っているので、かけつけた。いつもながら使いやすくかわいく楽しいお皿。うちの基本のお皿。どんなに大事にしても年間に何枚か割ってしまうので、補充した。タイラさんは白く小さく若くなっていた。
2007.12.14

ゆりちゃん、えりちゃんとごはん、断食明けでもりもりと生姜焼きやハンバーグを食べていてなんだか美しく頼もしかった。
新潮社打ち上げで神楽坂へ。ペコちゃん焼きは六種類の味があり、ケースの中にあるそれぞれの残りの個数を見ながら自分の注文したいものを並んでいるあいだ にいろいろ考えているものだが、前の人が突然に「チーズを十二個」とか変則的なことを言い出すと、全てが水泡に帰してしまうのがすごいスリル。
新潮社の担当の人たちは全員がまじめに仕事をして自分たちの人生も楽しもうとして忙しくてもおかしくならずに生きている人たちなので、お話ししていても気 が楽だ。最終的には矢野くんも顔を出してくれて、みんながこのいちばん忙しい時期でもいい顔をしていたので、これまた頼もしかった。来年も楽しく仕事がで きそう。
ちょっとお酒が入ったときのヤマニシくんの意地悪さの冴えは最高で、放送コードぎりぎりの面白さ。家に帰ってからも思い出し笑いをした。
2007.12.13

太極拳に行って、体を動かしたあとにじゅんじゅん先生にちょっとつぼを押されたら、気がめぐりすぎてばったりと倒れた私。
旅の疲れがたまっていたらしい。起きていられないので、素直にフラを休んで家でじっとしている。つらさをしのぐ感じでじっとじっとしているさまはまるで獣のようであった。
2007.12.12

としちゃんが来て、事務所で打ち合わせ。膨大な整理事項をさくさく処理する彼にみんながほれなおす。さすがだ…。
おいしい居酒屋さんに行って、久々の和食の喜びをたんのうした。焼いた白子なんて日本でしか食べられない。外国に住む日本人がいちばん恋しいのも居酒屋だというが、わかる気がする。
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