2011.09.28
藤子Fミュージアムに行く。ところどころかわいい工夫がしてあってすごくいい感じだった。
自分がどれだけ影響を受けているのか、よくわかった。
そして何回も涙を流してしまった。
一人の人の人生がこれだけ多くの人に影響するということは、その人が毎日毎日こつこつやり続けていたということなんだなあと思う。家族中心なところも、価値観が似ている。
日記には毎日のことをあまり書かないけれど、派手な会食とか外出はほとんどなくて、毎日おいしいごはんを作って、家族みんなで食べて、書く、ただそれだけのことが自分を支えてきたんだとよくわかっている。だからほんとうにはげみになった。
あれほど大きなものを背負っていたのに、最後の最後まで藤子先生は藤子先生のままだった。
有名人とかIT社長とかをイメージすると、なんとなくきれいな店で夜飲み食いしてるように思えるけど、ほんとうにそんなこと毎日やってる人は仕事にならないからダメになるものだ。ふだん家で仕事している人がたまに気晴らしでそういうことをするのにつきあうために、結局毎日人と飲み食いしている編集の人なんかほんとうにたいへんだと思う。えらいなあ…でも彼らがいないと、作家なんてほんとうに外に出ないからなあ。ありがたいことだと思う。
もうすぐお別れのヤマニシくんと、ただいっしょに過ごす幸せも味わった。
いちばん長いシッターさんとのお別れ、チビはどうやって乗り越えていくのだろう。でも悲しい別れじゃなくってよかった。
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