2011.04.07

腰が実に微妙な状態なので、おそるおそるフラへ行く。
でも、あまりにもみんながいい顔をしていい踊りを踊っているから、幸せになって、腰もそれ以上は悪くならなかった。
飲み助メンバーで居酒屋に行って飲んでいたら、大きな地震が来てびっくりしたけど、なんともいえないいい人たちといっしょなので、こわいとは思わなかった。いつもこんな感じだといいなと思う。
2011.04.06

タッキーと「アンチクライスト」をやっと観る。
観ようという企画がたってから、どれだけかかったことか!
そして私があの監督を苦手なわけは、えげつないからでも、やりすぎるからでも、男尊女卑だからでもない、登場人物たちの関係性の中に真実の愛がひとかけらもないからだということがわかった。愛とは甘い意味の愛でもなく情でもない。この世のすべてに入っている力だ。しかし、それをていねいに排除して描くから人物がぺらぺらに薄い。
たとえば「アイズ・ワイド・シャット」はシビアな内容だし、へんてこりんな映画だし、冷たい関係性なのに、なぜか愛が映像からしみでてきていた。この世への愛、人類への愛。
そういうのがないから、恐怖も恐怖になりえない。でも確かに男女って基本ああいうものだから、間違ってはいないのもわかる。しかしそれを描くにもやはり奥行きが必要なのではないか?と思いたい。
それにしても、あれ、すっげ〜痛そうだな〜!!!!!
シャルロットさんはいい年のとりかたしてるな〜。
2011.04.05

町田の牌の音に桜井会長との対談をしにいく。
会長の意見に常に全面的に賛成してるんだから対談してもしかたない、というくらいの尊敬ぶりなのだが、行ったらちょうど被災地にまぐろや物資を届けるトラックを手配している最中で、その手配の手際とか、ほんとうに相手のことを考えた物資のリストを見て、かなり感動した。若者たちはみんなてきぱきしていて、すがすがしい顔をしている。やはりいい集団だ、と思った。
会長は私が思っているよりもうんと大きく、孤独で、そして幸せな人生を送っていることがわかったし、いちばんわからなかった秘密もすっと胸に入ってきた。会長がその不思議な力で私の最も深いところに真実をすとんと打ち込んだのがわかった。
あんな人がいるのなら、まだ生きてみてもいい、あんな人には絶対なれないが、自分なりに一歩ずつでも歩んでいきたい、その気持ちがますます深まった。
2011.04.04

実家に顔を出す。なぜかもんじゃであった。思い切り窓が開いてるし、マスクするとか考えてもいないし、酒で消毒だとか言ってるし、なんだか気持ちが変に楽になった。楽になっていいのかどうかわからないが。
チビは学校がなくて力がありあまっているので、走り回ったりもうたいへん。猫もみんな逃げ出したくらい。
そんなチビと姉はふたりで二階に行ってしまい、数分後にイカ人間になった姉と逃げまどうチビが降りてきた。イカ人間コスチュームはゴミ袋で作られていて、頭と胴体はちゃんと分かれていて、足も十本ついている。ううむ、短時間でよくここまで。しかも姉は、「このかっこう、あたたかくていいな〜」と言ってそのまま外に出て行ったのでびっくりした。
2011.04.03

くじけそうな体調や精神状態をひとつひとつ砂金を見つけるように丁寧に洗い出していって、小さい輝きを見つけたらそれをきれいに並べて、そこからできることをする、そういう感じの作業をずっとしている気がする。手を動かすことがいちばんだ。
夜は久しぶりに海苑に行って、辛い鍋を食べて元気を出す。鍋を食べ終えた頃にはみんな笑顔になっていて、気持ちが落ち着いた。
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