2010.10.26

いつのまにかANAがJAL化していて残念に思う。
アリタリアがああなってからつぶれる(破産したり他に買い取られたりのこと)まで三年、JALがああなってから、つぶれるまで五年だった。残念ながら、もう手遅れだろう。
ああなるとは、まずCAの年齢がアップし、いじわるくなり、やたら仲間内でのおしゃべりをするようになり、サービスが飛躍的に悪くなり、客の足をワゴンでひいたり、飲み物をやたらぶちまけたり、ごはんがまだ凍っていたりする状況である。
2010.10.24

なぜか大好きなエドワード・ゴーリーの大コレクションをハワイ大で公開していたので、いさんで出かける。ハワイに全然合わないけど、すばらしい!あまりにもすばらしすぎてあと三回くらい見てもいいと思った。彼の人生と作風がぴったり合ってるところも泣かせる。
あまりにも感動して、頭の中がダークになってしまった。いいなあ…
ビショップミュージアムに行って、ちほのレクチャーを受けながら、いろいろなものを見る。歴史って、閉じ込められてしまうと急に意味を失う。でも、ハワイの文化を尊重した展示でよかった。私は満月の夜に産まれたのだが、満月の夜はハワイではバナナを植えるっていうのをはじめて知って、なんか感動してしまったわ。
最後の夜、キムチとビールで乾杯。韓国料理の店の人たちはとっても優しく、チビはちほと別れるのが悲しくてしめしめと泣いてるし、切ないなあ。
2010.10.23

超早起きして、ファーマーズマーケットへ。めっさ不機嫌な日本人を大量に見る。こわい…。そんなにこわくなるなら、来なきゃいいってくらいこわい。
でもピザもカレーもコーンもおいしいし、はちみつ安いし、野菜おいしそうだし、こんなのがあったら毎週六時起きでもいいなと思う。
そしてハナウマベイへ。きれいだったが遮るものがなにもない。タッキーの鼻の頭がみるみる赤くなっていった。私もやばいくらい黒い。もう病気って言ってもだれも信じてくれない。パラソル持参がいいかもと思う。海の中は魚がいすぎて満員電車なみ。触っちゃだめって言われても、向こうがぐいぐい寄ってくるんだもの。ちほちゃんはさすがプロ、ほれぼれする動きで海亀を見つけていた。
夜はチャイナタウンにあるビストロに行ったが、激うまだし、感じもいいし、超気にいった。チャイナタウンってこわいから夜行くなって言われていたけど、ひとりじゃなければ大丈夫かも。
2010.10.22

取材また取材の一日。足を棒にして、子どもも傷つけず、かけまわる。子どもを傷つけていいなら、取材旅行なんてかんたんなんだけどね。おしゃれな服も見たし、いろんなことができてよかった。夜はちょっと早めのちほの誕生会でステーキ。肉また肉の毎日。ついにピュアシナジーのわかまっちゃん社長から「肉を食べる前には酵素をとって」とメッセージまで届く肉ぶり。
にしても、ビーチウォークのショッピングセンターみたいなのの二階のはじっこのステーキ屋は安くてうまい。毎回感動する。これ日本で食べたら八千円の肉だよな。ハウスワインの合わせもすばらしい。たぶんカリフォルニアの力だと思うけど、ハワイって意外にハウスワインのはずれがない。いちばんはずれるのはなんと日本だ。
2010.10.21

機内で「シックスセンス」を久々に観て、子どもがいなかったときとは全然違う気持ちの自分に驚く。なんてことだ!ちょっとむつかしい内向きの子どもと忙しい母親の感じが痛いほどわかり、号泣しながら二回も観ちゃった。
こんなに映画の印象が違うなんて、びっくりだ。
多少冗長だなと思うところは変わらないんだけど、オザケンの歌みたいなもので、一度ある段階に入り込むとなにもかも許せるばかりかそこが好きになるという感じ。
おかげでめっちゃ寝不足でチェックイン。浜辺で寝て、ちほの家に。大量のしゃぶしゃぶをほとんど夢の中でいただく。今度の家は、いろんな家からTVの音や明かりや音楽がもれていて、あったかい。前の家は牢獄みたいだったからなあ。
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