2010.06.06

フリマの下見。下見といいながら、ビールを3杯も飲んで、バッグばかり3個も買ってしまった。あまりにもかわいすぎた。他にも体をあたためる塩だとか、いい買い物をした。そしてフリマのことがだんだんよくわかってきたぞ。
陽子さん、まみちゃんと合流。
まみちゃんとはまた大平家の展覧会カフェに行って、かわいいちびウェイトレスさんたちに和んだ。特に「さんぴん茶いただけますか?」と言ったら、「あ〜、今、ない…。もしかして作るのに時間かかるかも」と悲しそうに言われたときはきゅんとしてみんな笑顔になってしまった。りえちゃんがきて出張つきまさになり、いちだんとにぎわう。
それにしてもセンスがいい家ってうらやましいなあ!ちゃんと生活のものがごたごたあるのに、なぜかすみずみまでいろんなものがすっきりとしていて、引っ越したくなった。後から舞ちゃんもやってきて、いっしょにお茶をした。近所っていいな〜。
2010.06.05

ご近所の大平さんちでひそかに「ZUBO」の展覧会が行われていたので、飛んでいく。引き出しも買っちゃった。すてきなおうちだった〜!なごみすぎて、住んでる錯覚さえ。勝手に台所に入り、かわいウェイトレスさんたちに不審がられた。
チビには日本家屋のよさがいまいちわからなかったみたいで「でんきがどんよりしすぎてるよ〜」と言っていた。その子ども心もわかるな。
そのあと、マーコさんに会う。
マーコさんのいれた考えられないくらいおいしい日本茶を飲んだら、心が勝手にどんどん変わっていった。マーコさんのきらきらした目に吸い込まれて、くらくらっとなって、帰りの車の中でももう眠くてたまらなくなり、家について、寝て、起きたら、なにかが変わっていた。
相変わらずすごい人だ…!幸せの魔法使いだ。
いろいろ勉強になる大人の女の裏技も伝授され、かなり気持ちは前向き。
2010.06.04

父と多分人生で最後の対談。
大好きな人たちとだったので、緊張していなかったが、やはり父は偉大だった。私の言ってることと関係なく、質問者たちの質問もほぼ無視して、私への遺言をただこつこつと語ってくれたのである。にこにこして、きびしいことも優しく、あたたかく。
小さい頃に戻った気持ちになり、そして、大事なものがどんどんわかってきた。
夢のような時間だった。一生忘れないし、父が去っていく日までただただ父を支えようと思った。このバカ素直な性格は、私の宝である。
どう感謝を伝えてもあまり聞いてないので(笑)、たかさまに踏んでもらったのち、母の退院祝いもかね、姉のつくった宮崎のチキン南蛮を食べる。「ひまわりっ」を見てたれまで取り寄せ、そのとおりに作ってもらった。ぎょえ〜となるほど甘かったけど、なにかの魔法みたいにおいしくなっていて、超びっくり。らっきょうがきらいな私でも、このタルタルソースの中のらっきょうは必須だとうなずいた。
たかさまの無言の応援を受けると、健康になるぞ〜とふつふつと決心がわいてくる。
2010.06.03

お昼は鍼。淡々としていて、ほっとする先生だ。
鍼は即効くので、助かる。飲み物を飲む勢いで、効果を吸い取る感じ。
それから亀の病院。まだまだ寄生虫はいるが、あまり害はなさそう。
先生「あれに似てるやつが、いる、あれ。自動の掃除機」
私「ルンバですね!」
先生「そう、ルンバがいっぱい。すごく動いてる。でもきれいにしてるわけじゃない」
がっくり!
フラには腰がまだ治らず行けなかったので、ごはんだけ家族をさそって食べに行く。チビがひっきりなしにおままごとのステーキとかケーキを出してくるので、中華を食べたのに、なぜか洋食を食べたあとの気持ちになって帰宅。倍なのか、損したのか。
2010.06.02

奈良くんの焼き物の展覧会。
あまりにもすばらしかったので、本人にも熱く語ってしまった。
手先でつくれば、いくらでもかなりいいものや、人が単純にいいというものや、買ってくれるものを作れる実力を身につけたのに、あんな歴史的なものに何度でもトライする彼。
それが奈良くんだ、とまざまざと見せつけられた思いだった。
しかも私は、数年前に、彼が陶器を作りだした時期の作品を見ているが、もちろん素人ではないにしても、ここまでくるとは思わなかった。あの時点からここまでに、どれだけ人に言わない大変さ、楽しさがあったんだろう、と思うくらいに進歩している。ありえない。
彼を見ると、あまりの実力と行動力に、性差について素直にならざるをえない。
女性があれをやったら、なにかとりかえしのつかないものを捨てることになる。そう思う。子宮をとったり、離婚したり、ものすごいブスになったり、気が狂ったり。
もちろん彼も男性ではあるが、なにかを捨てて歩んできたのだろう。
そして、どんな人でも作品と向き合う時は、ひとりだ。
深くそう思った。
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