2009.09.13

朝からチビともめながら、フリマへ行く。いたずらと乱暴ばかりで悪いったらありゃしない!男の子はありあまっている。
なんと「じゅんとネネ」のネネさんが、タロット占いをやっていらしたので、観てもらった。なかなかよい結果でふたりともにこにこした。ネネさんは確かにあのネネさんであった!いい年の取り方だなあ…そして声がすてき、やっぱり。
蓮沼さんとソーダアイスを食べたり、ビールをちょっとずつ飲んだり、セネガルのオクラシチューを分けっこしたり、芋ようかんを食べたり、陽子さんも私も満腹になった。身近にあるお祭りっていいなあ。いつもの風景が違って見えるし。今度フリマに出ようか、と陽子さんと真剣に言いあう。売るものがない…服?バッグ?サイン本?占い?フラのみんなにシュシュを作ってもらって売りまくる?
2009.09.12

アッキアーノももうすぐ終わってしまうので、じゅんちゃん、りさ、陽子と味わっておこうの会をする。ワインもたくさん飲んだし、おいしいと思ったものをみんな頼んで、悔いはない。このお店でいろんなことがあったなあ、としみじみする。お別れはいつも淋しいけど、また会えるし、幸せな閉店なのでいいや。
明さんはどんどん料理の腕を上げていって、三年前とは別人みたいだった。自信がついて顔も変わってきた。いいなあ、成長していく男の道だ。
2009.09.11

ひたむきに親と過ごす一日。お父さんをなんとか病院に連れて行き、お母さんに会わせたり。車いすの取り回しとか細かい気配りとか私には向いていない。でも、話を聞いたり、顔を出したりすることはできる。向いていることもやりながらも、向いてないことから逃げないのは大事だなと再確認。
清志郎の個展に行き、なんとなく涙目になりながら帰る。人一人が生きて死ぬというのは遺された品だけを見るととても切ないことだが、その人がもういないけれど作品が残っているということは、やはり生きているのと同じことなのだと思う。清志郎のスピリッツというか、勢いというか、筋が通った感じは決して消えていなかった。
2009.09.10

大内さんがただでチネイザンをしてくれるというので、ほいほいとYONKAに出かけていく。
チネイザンとYONKAのゴッドハンド西川さんが最強のタッグを組んで、トリートメントのコースをやるっていうので、実験台になったのだ。正直に言って、これはお得。どうせ私が宣伝しなくてもすぐ埋まると思うけれど、大内さんもしくは一期生にチネイザンを受けられるなんて、なかなかないチャンスなのに、噂の西川さんの手技を体験できるなんて、知らないと損くらいだと正直に思った。
プレスの山田さんとは十五年前に、彼女がまだ読者だったときに道でばったり会ってお話したことがある。おしゃれで、目がきらきらしていた印象をおぼえていた。こんなふうに会えるなんて作家冥利につきる。読者が好きな仕事についたり、お子さんを生んだり、その人生の過程に私の本が寄り添っている、それほど嬉しいことはない。
そしてYONKAの武藤さんのお肌はきれいすぎだ!説得力ありすぎ!
夜はかけつけでフラに行き、一瞬クリ先生の隣で踊らせてもらったが、同じ人類とは思えないくらいすばらしかった。異次元の存在が隣で踊っている感じ。こういうことがあると得した、習っていてよかった!と素直に思う。六年間習った時間がこの一瞬で悔いなくなるというくらいだ。習わなければ、決して知らなかった瞬間だ。
へとへとになってタイ料理屋さんに行き、仕事が終わりぎわのりえちゃんのところにチビを走らせ、むりやり呼び出して、ごはんを食べた。楽しい村民生活!
2009.09.09

チビと親さんとプレセールに行く。
マルタンマルジェラのコートをつい買ってしまった。その間、チビは服の山の中で親さんとかくれんぼや追いかけっこをして、思いきり遊んでもらっていた。親さんの行動力はもはや日本人ではないな。そんなわけで、最近フットワークの重い人を信用できない。フットワークの軽さで人生への姿勢がわかる。でも、自分はおしりがとにかく重いので、動きは遅くてもせめて確実に動こうと思った。
ジンギスカンを食べていたら、チビが疲れ果ててがくっと寝たので、ヒロチンコさんがかつぎだすように店を出たら、アイリーンちゃんにばったり会った。チビのあまりの意識不明ぶりに大丈夫ですか?という顔をしていたけれど、ただ寝ているだけなんですよ、お恥ずかしい…。
アイリーンちゃんたちカップルは、見た目はものすごく美しくおしゃれで可憐なふたりなのに、いつ見てもジンギスカンやホルモンや焼き肉を食べていて、そのギャップがなんとも言えなく魅力的。いつも肉関係(肉体関係ではない…)の店の前でばったり会う。アイリーンちゃんがまっすぐに笑顔で、彼氏がちょっとはにかんでいるけど落ち着いていて「ああ、いいカップルだなあ」と思う。
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