2009.09.19

せっかくネネさんに会ったんだから、自伝を読もうと思って「熟女少女」を取り寄せて読んだら、感動してしまった。文庫化してほしいな〜!七十年代イギリス&八丈島&マウイというのを見ると単にヒッピー的人に思えるけれど、その前に芸能界の最前線にいらしたわけで、あのような心の純粋さを保つなんてすごいことだと思った。木と会話をするあたりなど、すばらしい本だった。占ってもらったとき、いい結果になったとほんとうの笑顔を彼女が見せてくれたのがわかった。あんな笑顔を作れる大人でありたい。
いっちゃんと天ぷらを食べたり、ニューアクエリアスに柚子こしょうをいただきに参上!してお洋服を買ったり、平和な土曜日。渋谷は混んでいた。信じられないくらいに。
もう人ごみに出られないほど、のんきになってしまった私だ。
チビもあまりに人が多くてびっくりしていた。
夜は次郎くんが寄ってくれたので、みんなで野菜を食べたり、焼き鳥屋さんに行き、これまた平和な夜を過ごす。
みんなが健康で楽しく飲める日々がいつまでも続きますように、と思う。
2009.09.18

久々にベイリーくんと啓子さんに会い、家族みんなで「さくらさくら」でたくさんごちそうになり、自分たちのあつかましさに冷や汗が出た。ほんとうにおいしいごはんって少しだけ食べたいなと最近思うが、その気持ちをちょうど満たしてくれるすばらしい量の和食コースだった。
おふたりの温かい心や真の意味での健全さを見ると「人類っていいなあ、これでいいんだよなあ」と自分が間違っていないことにほっとする。仲間を創り、家族を創り、失ったり得たりし、仕事をし、人々となるべく前向きにつながり、困難には燃えて立ち向かい、生きて死んでいく…それがきちんとできれば、人は心の地獄に落ちることはない。
帰りにおうちに寄らせていただき、秘蔵の常盤をいただきつつ、なぜかジェンガをやった。チビが意外にうまいので、ジェンガがこの世でいちばん苦手な私がやはりびりっけつに。
2009.09.17

ルチアーノ・エンメルくんが亡くなった。91歳だった。
私のボーイフレンドの中でも最高齢だった。どこにいても好き好き、つきあってくれと言ってくれたのは87歳くらいまでだったけど!最後に会ったのはミラノの記者会見のときだった。こちらから出てください、と誘導されて、ちょっと待って、エンメルくんに挨拶してないからと言って戻ってハグして別れた。戻ってよかったな、と今思う。あれが最後。
彼には障害のあるおじょうさんがいるから、絶対死ねないと言っていた。元気で長生きできたのは、その力だったと思う。おじょうさんがこれからも幸せに無事に生きていけますように!
ご高齢なのにいつもシャープな意見を言い、ひとりで行動し、最後まで映画を創ると言っていた。彼にしか撮れない映像の感じというのがあり、魔法のようであった。すばらしい才能を持つすばらしい人だった。さようなら。
2009.09.16

最近手の感覚が鈍く、まるで道具のようにしか思えなかったし、うまくものをとり回せなかったのだが、ここぺりに行って手をほぐしてもらったら、手がいろいろなものの感触を楽しんだり、なにかをこねる過程そのものを楽しく思えたりする感じをやっと思い出した。
でも、道具扱いされてる期間だって手はちゃんと働いてお弁当を作ったりしてるわけで、体はえらいなあ、もっと大事にしてあげたいなあと思う。
チビとパパが「どうぶつしょうぎ」(幻冬舎から出ているのを送ってもらった。すごく楽しい上に私の知的レベルにぴったりの駒数!)をやっているのを見ていたら、駒を隠したり、都合が悪くなるとわざと盤を揺らしてみたり、雀鬼がいちばん嫌いそうな(将棋だから違うか、いや、きっと共通だ)態度でのぞんでいた。「3月のライオン」3巻も出たばかりだというのに、これではいかん!零くんにも嫌われてしまうぞ!
2009.09.15

森先生と対談。かなり深い話ができたと思うけれど、説明がむつかしいことが多い。森先生はさすが元助教授で、説明がものすごくうまいので、助かった。
ごはんを食べに行き、なんと、カラオケへ!
今でも夢だったかと思う。森先生をついに歌わせた(?)ときには、小西くんと涙を流して手を取り合った。ご本人が言うだけのことはあり、ものすごくうまかった。ふふふ、うらやましいだろう、みんな!もう2019年まで歌わないそうだ。
カラオケの選曲ってその人が全部出るから面白い。二曲で完璧にわかる。初対面の林さんやモンガーさん(21エモン?)も小西くんもヨッシーも、数曲で長年のつきあいのような気持ちになった。
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