2009.04.07

美しくかわいく腕もよい妙子さんのエステへ。しかしぐうぐう寝てしまって技が盗めないのがいちばん悲しいところである。お肌に張りがよみがえった。
アート関係の知人が次々干物を美しく作って写真をばんばん送ってくるからうらやましい。私は不器用で魚をさばいたり干したりできないのでためしに切り身でさくっと作ってみたら、激うまであった。干物会長のおっしゃるとおり、特に鯛がばつぐん。
2009.04.06

姉と昨夜自転車二人乗りで実家に帰ったが「ここは賭けで一度も止まらず突っ切ってみる」とか「ノーブレーキで坂を降りれば、向かいの坂をのぼれる」とか「あそこにサツが立ってる、気配でわかる、ここで曲がるぞ!」などなどむちゃくちゃだった。四十代過ぎて、五十代の姉の後ろに乗って死ぬかもと思うなんて、子供の時は考えられなかったなあ。楽しかったけど、今、生きてるのが不思議!二回も本気で「神様!」って言っちゃった。
りさっぴとヨッシーちゃんの歓送迎会で「真由膳」へ。量もバランスも味も完璧。なんといってもまゆみさんのたたずまいに説得力がある。久々に味の快楽がある和食屋さんだなあと思う。形だけではなく、ほんとうにおいしいものをいっぱい食べた、しかも半端なものは人に食べさせないという強い決心をした人だけの作る味だ。
2009.04.05

なぜか拙宅にジュディス・カーペンターさんがヨッシー(事務所のヨッシーちゃんではななく男のほう)といっしょに遊びにいらした。夢に私が出てきたから、と普通におっしゃっていたが、最初から最後までこちらが夢かな?と思った。彼女のことはそのキャリアから言って尊敬しているとしか言いようがないが、いちばん好きなところは嘘をつかないところである。むだがないのだ。陽子ちゃんをヒーリングしてもらったり、お茶したり、和やかなひとときを過ごした。
夕方からは急きょお花見。満開の桜だし、父と母も車いすでやってきた。母なんておとといまで死にかけて入院していたのだから、すごいと思う。姉を含めてタクシーから転げ落ちてくるような勢いだったので「そんなにしてまで花見を!」と言ったら、みんながみんな苦笑したのでおかしかった。でも花の下で幸せそうにビールを飲んでタバコを吸っている母を見ると、よかったねえと思う。
2009.04.04

恵さんとお昼に「ヘキサゴンカフェ」デート。ここのポークジンジャープレートは他の追随を許さないおいしさだ。
腕の脱毛について自然に語らっていたときに私が「それじゃあビキニラインはどうしておられる?」と聞いたら、ふう、という感じで「絶対次はそうくると思ったんだ」と言われた。なんで女友達に中年のおじさんたちに対するものと全く同じまなざしをむけられるのか、この人生。
2009.04.03

りさっぴをねぎらう会で、一つ星のとあるお店に。
狭いお店なのだが、ほんとうに気の毒なくらいになにもできない青年がフロアにふたり。三人だったという説もあるが、とにかくふたりも三人もあれなら変わらない。ソムリエ件サービスのお姉さんがてんてこまいになっていて、とても落ち着いてごはんが食べられないというか、出てくるのが微妙に遅いので、4人でワイン2本を軽く飲んでへべれけになってしまった。へべれけになって、
じゅん「もう私たち、ワインを飲み干してしまったでしょうか?」
店の人「え〜…確認してまいります…(かなり間があいてから)え〜、ワインは、ない〜」
語尾をのばすしゃべりかたが極まって、変に失礼なことに!
「ない、のか」「ない、ってか」
とげらげら笑う私たち。鼻持ちならない最低の客だ。ほんとうにたちが悪いと思う。若い人たちのお店を応援してあげなくては、と反省し、お姉さんと仲良く話してみるも、
「こちらは自家製のリモンチェッロでございます。レモンじゅうがたっぷり入っております」とお姉さんが言って去っていくやいなや、
「じゅう」「じゅうがたっぷりだ」「ほんと、じゅうだ〜」
と小声で言うのが、酔っぱらっていて止まらない。
まあお店にも問題があるが、こっちが悪いと思う。味はおいしかった。かなりがんばっていると思う。明朗会計&いろいろな食材にチャレンジしていた。でも、お店とは味だけではないからなあ。あのお料理をカウンターでテンポよく出してもらって、質のいいグラスワインをテンポよくいただけたらどんなによかっただろう、と思った。
というか、行けるお店がどんどん減っていく…。中年って哀しいなあ。
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