2009.04.18

「森先生の家はいいなあ」とチビが朝から三十回はつぶやいた。
そうだよね…ママもそう思うよ、あそこんちの子になりたかったよ〜!
春におじゃまするのははじめてだったが、お花がたくさんあるし、のどかだし、やっと庭園鉄道のほんとうの楽しさがわかってきたし、模型の蒸気機関車のすばらしさもわかってきた。あんなのを見たらだれだって「そりゃあ、すてきだよね!」と思うけれど、だんだんなにがどう面白いのかもわかってきたし、なによりも作ってる途中のものを見ると、面白さの極地を感じる。あんなことできたら、そりゃあ絶対するよね!っていうか、別のことでは私もしてるし、みんなそういうことするべきだと思うよね。
いっちゃんとチビも喜んで何回も乗せてもらっていた。おうちに入るたびにパスカルが怒ってわんわん吠える様子も変わらず。そして私には、線路の切り替えをコントロールすることも坂道で減速することもできない…!ので、森機関士に運転してもらい、優雅に春の庭を楽しんだ。
今日もすばるさんがあまりにも面白いことを次々におっしゃるので、そのたびにヒロチンコさんとじっと目を合わせてうなずきあった。
2009.04.17

ルセットのパンは、やはりおいしい!どうやったらこんなふうにできるんだろう!
かじりながら名古屋へ。森先生とすばるさんと中華を食べた。このふたりのかけあい(?)の面白さと言ったら、天下一品だ…。名古屋の夜景は高い建物があまりないから見晴らしがよくてとてもきれいだし、おふたりとも元気そうだし、チビは「森先生、勇車を作って」とか無謀なことを言ってるわりには、森先生の「まずは設計図を書いて、どういうものかわかるようにしないとね」という地道なアドヴァイスを一切聞いていない。大物だ…。
私とヒロチンコさんはおふたりから、それぞれにQ-potのチョコバナナ髪留めとむつかし〜いパズルをいただいて、即身につけたり解いたりしていたが、チビはそのあいだ絶え間なくいっちゃんにセクハラしていた。
2009.04.16

琉球フォトセッション東京編へ。前は自分が出たのでたいへんだったが、今回は観に行くだけで気楽であった。東京で見るおじぃとまりちゃんも新鮮!
ジェームス天願さんの朗読もすばらしいし写真もすばらしかったが、新良さんと下地さんのライブがほんとうによかった。ふたりのゆるぎない技術に支えられた音楽の力と写真のぐっとくる力が相まって、かなり感動した。異常にうまい人が影響を受け合ってどんどんうまくなり、村の祭りで演奏してるうちにどんどん人々をひきつけて、彼らがやるとなると人が寄ってくるようになる…そんな感じ、これが音楽の基本だな〜と思った。
2009.04.15

ここぺりに行ったら、背中の一枚板がべりっと割れた瞬間がわかり、感動した…。
小説の直しの詰めに入ると、いつもこの背中になっちゃうなあ。
そのあいだチビはヤマニシくんと大きな城を創ったり、昨日古浦くんからもらった手品の練習をしていた。手品になるとヤマニシくんの性格がはっきりと変わり自信にあふれるのがすばらしい。「手品師になったほうがいいですよ!」とヒロチンコさんに言われていたが、それって…。
菊地成孔さんと南博さんの「花と水」があまりにもよくて、かけっぱなし状態だ。夜中に聞いていると「生きててよかった〜」とまで思う。
2009.04.14

久々にえりちゃんに会ったら、ちょっとしたアドバイスをしてもらっただけで、まぎらわしくからみあっていたいろんな問題が大岡裁きみたいにするするっととけた。そして心が自由になった。さすがだ、天才だと思う。
有名な六本木マンション個室ごま油鍋を新潮社のすてきな面々と食べに行く。これで検索したら一発で見つかるくらい有名なお店。一度行ってみたかったのだ。マンションの各部屋に入ってそれぞれが食べるという、まるっきり台湾か中国映画みたいなすっごい立地&おいしいけど一生分のごま油を食べた。来世までかもしれんよ。
でも猫もいるしお店の人は優しいし、材料は肉も海鮮も野菜も鮮度がいいし、けちってないし、プライドが感じられ、すばらしいお店だった。
みんな同じ味をいっぺんに食べ過ぎて「これは同窓会?それとも父兄会?それとも趣味のオフ会ですか?」みたいなわけのわからない親しい気持ちに!
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