2009.02.17

「熱帯魚すくい」という入浴剤を買ってチビと遊んでいたが、この熱帯魚のリアルさと言ったら、まるで生きているみたい。こんなすごいものを作るなんて、よほど海の中の生き物を知っているな、というくらいの動き。感動した〜…
ヴィレッジヴァンガードのラクーア店で買ったのですが、見つけたらみんなためしてみそ。
「猫びより」の取材。ものすごく掘り起こさないと、猫とのあたたかい話が出てこない私…でも猫はすごく好き、大好き。猫のいない人生は考えられない。たくさん生き物を飼うと、どうしても日常になって農園みたいになっちゃうなあ。朝なんて戦場だもんなあ、うち。うんこうんこしっこ片付けエサ掃除掃除みたいな感じで。そこにお弁当たたきおこす着替えさせるたたき出すみたいなのも混じって、ぐちゃぐちゃ。
そのあと百合ちゃんとデート。お茶したり、歩いたり、あちこちに寄ったりして平和な時間を過ごす。仕事で会うのもきっと楽しいけど、こういう時間がうんと大事だと思う。
百合ちゃんって、ほんとうは年上のえらい人なのに、あまりにも若いから、私が百合ちゃんとか呼んであれこれ勝手なことをしゃべってもほんとうにすっと受け入れてくれる、偉大だなあと毎回思ってしまい少し反省するけど、そこが私のいいところ&今さら敬語に直せない…!
2009.02.16

実家に行き、父を連れてラーメンを食べに行く。博多の有名なしきりのあるラーメン屋さん。私にはちょっと濃すぎたが、それにしてもおいしいのは確か。父も85にしてとんこつを完食!その胃袋を受け継いだのはとても幸せなことだ…。
お店の人が車いすにも子供にも優しくて感動した。満席の店なのに、すごく親切で融通もきくなんて。
そしてヒロチンコさんの車いすの取り回し方のうまさといったら、芸術だ…。
自分のそういうことの不器用さにも感動だ…。
チビの「頭がどうにかなっているのではないか」というテンションもすごすぎる。だって、ひとりで歌って踊りながらげらげら笑って歩き、よだれをたらしながら笑いすぎて苦しんでるんだもの。まわりはだれもしゃべってないのに。
姉がチビに誕生祝いに駄菓子買い放題のプレゼントをしていたが、このふたりの組み合わせは、鬼に金棒というか、ほんとうにどこまで行くかこわいくらいに買ってもらっていた。
2009.02.15

どうしてフォンダンジンジャ?という疑問が鈴やんから出たので、チビに聞いてみたら「そういう感じがするから」と言っていた。みわじんじゃとかはちまんじんじゃとかと同じ意味だって。罰当たりな!
夜、ぜんばの前でチビと陽子さんとラブレを飲んだりお菓子を食べていたら、「ほんとうに下北にいらしたのでびっくりした!」とかわいい読者の方に言われた。
ほんとうにいるんですよ。だっていちばん近い都会かもしれないから。三茶か下北のどっちがいちばんかは微妙だけれど。三茶には駄菓子屋さんがないからチビが行きたがらないしなあ。家を出ると「グミビョーン」が欲しいがために彼は必ず下北方向を目指そうという。でも濱田やさんのパンは大好きです。リンゴの入った奴ね。
今下北の小説を猛然と書いているので、毎日いっしょうけんめい取材しているのである。打倒藤谷(うそです、内容が違いすぎます)!
でも藤谷くんの「下北沢」は大好きな小説。
育ちのいい人には、落ちていく人との関わり方がどうしてもわからないのに、人としてついしっかり関わって苦い思いをしてしまう…そんな苦しみがさりげなくよく描かれていると思う。
2009.02.14

「ミセス」の連載ではとても書けないネタなので、ここに書いておく…。
パパとチビがお風呂に入っていて、私があとから入っていった頃チビが「もう熱い〜」と言っていくつか数字を数えてから出ていくというのはいつものことだが、チビが「ほら、パパのフォンダンジンジャ(造語、きんたまの意)のほうがチビちゃんよりも大きい〜」と言っているので、「そりゃあそうでしょう」と言ったら「パパのフォンダンジンジャを描いていくね」と言って、風呂の鏡に思いきり絵を描いて出ていってしまった。
私はひとりでしみじみ小説のことを考えようと思っていたのに、鏡を見るたびにパパの大きなフォンダンジンジャが描いてあって、集中できなかったことだよ。
2009.02.13

出たり入ったりの一日。
チビは風邪なので、幼稚園おやすみ。私も熱っぽい。
一度見てみたかったので、とある物件を見に行く。なるほどよくできているし、やっぱりマンションって楽だよなあ、と思う。掃除も庭の手入れも簡単だしなあ。でも、多分引っ越さないね、ということになった。その小さい宅配ボックスでは全世帯のものをいっぺんでうちが埋めてしまうに決まっている。
でもすごく面白い、ここに住んだらどうだろうねとか考えるのは。本気で考えないとたいへんなことになるので、まるで夢を見たみたいな気分。
夕方は前田夫妻が来ていると聞き、青山の沖縄物産展に。琉球ぴらすのお姉さんもいて、なんだか沖縄みたい。まりちゃんももちろんいるし。そこで慶子さんとハルタさんと合流し、陽子さんにも出会い、しばし和んだりアンケートに答えたりしてから、もう一回島袋さんの個展を見に行く。今度はチビがいないのでゆっくりと見ることができて、やっぱり楽しかった。仲のよい人たちと並んで「シマブクのフィッシュ&チップス」を見たのは、最高の思い出かもしれないな〜。
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