2009.01.10

今年の目標は「牛のように、急がず、ゆっくりと」である。メールもすぐには返さないもん。もう時間の綱渡りみたいな日々はたくさんだ。
なので、まだ荷解きもしていません。
「天使のはね」をもそもそと食べながら、スピーディな俺を忘れるべく、もっそりと行動する。森田さんといっちゃんが来てもまだパジャマのまま片付けをしていた。
それから家からちょっと離れたエステにかけこみ、フェイシャルをみっちりとしてもらい、家に帰ってじわじわ〜とオノヨーコを見る。寛子のママのみどりちゃんにそっくりだった。静かに過激なところも。
チビがいっちゃんに会えるのを楽しみにしすぎてかえっていじめてしまう気持ちがわかり、おかしいけれども、ぐっとこらえてばしっとしかる。うちに生まれてきたのも君の責任だ!普通の5歳児と違う体験をいろいろしているということは、普通の5歳児のようではいられないということでもある。得ばかりではない。
「こんなに長く会えなかったんだから、1時じゃなくって、もっと早く来てほしい」と勝手にいっちゃんのバイトのスタート時間に文句をつけていた。男って…。
2009.01.09

みんなが慶子さんの「愛」と描かれたTシャツを「古代人のチンコの絵」だと普通に思っていたことが発覚!慶子さん大ショック!
ショックを消すためにもミーハーに「メロメロ石」を買いに行く。テンションがあがりすぎてみんなやたらに購入するが、だれも、猫さえも、犬さえも、今のところメロメロになってくれていない。お店のお姉さんに聞いてみたら「私も彼氏ができたり、お金を拾いました」と微妙な運気アップだ。「当初の愛がよみがえる」石などにもみな食いついていた。当初って!
琉球ぴらすに行って、Tシャツを買いまくり、まりちゃんとおじぃに会って、近所のおじぃおすすめの中華「萬珍園」に行く。ほんとうにおいしくて衝撃だった!なんでこの感じでこんなにおいしいのだ?さすがおじぃだ。
みんなで市場でコーヒーを飲み、よしもと組はDr.フットへ。痛がりながらもすっきりとして、最後のがんばりで「こぺんぎん食堂」へと歩く。歩いたおかげで国際通りと安里の関係がわかった。いつもながらおいしく、美しく、優しく、文句のないお店。つるつるの麺とさっぱりスープが最高!餃子の皮もふっくらして最高!
飛行機に乗り「くまのがっこう」シリーズを全部読まさせられた。とってもかわいくてこの中に住みたいようなデザインのものがいっぱい出てくるが、本文では一切触れられていない、ジャッキーといっしょにいる黒い小さいぬいぐるみみたいなやつは、いったいなんだろう、どうも生きているようなのだが…と陽子さんと真剣に悩んだ。
空港で涙の別れ。ケビンは日本を好きになってくれたかな、ちほちゃんといっしょにまた来てほしいな〜!ふたりはもうハワイに帰ってしまう。淋しいなあ。
慶子さんも前と違って「また事務所でね!」というわけにはいかない。淋しいなあ。今は秘書じゃないのに、領収書を取ってくれたり、ビールをついでくれたり、ほんとうに働き者で優しくて、きっとご主人はメロメロだろうな〜。メロメロブレスレットでますますメロメロになるだろうな〜。
2009.01.08

かっちゃんにも車を出してもらい、タコスの「メキシコ」へ!
こんなにおいしいのに500円なんて、ありえない!メニューもない、ドリンクは自分で。でも、タコスは1200円は取っていいくらいおいしい。
それから読谷へ。
やちむんの里がこんなにすてきなところだなんて知らなかった。のぼり窯がこんな不思議な形だというのも、公害問題で責められて移転してきたというのも、はじめて知った。
大嶺實清さんの工房を訪ね、現代的なセンスのすばらしさにびっくり、シーサーの良さにほれぼれ。ご本人のかっこよさにもしびれた。みかんもお菓子もこの家の皿に載ったとたんに姿を変えた。
そして山田真萬さんのすばらしいおうちにもおじゃまする。かっちゃんが間に入ってくれたので、ケビンも普通では聞けないいろいろな話を聞くことができた。
家中にすごい作品がばんばん置かれていて走るチビ連れの私としてはかなり動揺する。庭に来る鳥の水浴びのお皿まで真萬さんの大皿だ。ううむ。奥様もお嬢様もすてきな人だった。
どちらの方からもいろいろないいお話を聞いた。
センスと切り口を極める大嶺さん、地道にこつこつと質のいいものを作り、オープンな心を持ちながら伝統の土台をかためていくねばり強い山田さん。個性の違いはあれど迫力は同じだ。
焼き物を守るために、若者たちに伝えていくために、あえて人々を家や工房に受け入れていく、安く売るものもクオリティは落とせない。しかし自分が満足する新しいことにもチャレンジしたい、その狭間にある場所なのだなあ、としみじみ思った。いつも家に人が来るというのは、たいへんなことだろうし、ご本人たちも一歩間違うと見せ物になってしまう。そこをそうさせない迫力を持ち続けなくてはならない。
山田さんの工房で、ケビンとチビがろくろをまわしたり絵付けをさせてもらった。だいたい、そんなことをさせてくれるというだけでもすごい寛容さ。ありがたいことだった。
ケビンはセミプロで陶芸歴が30年くらいなので、さすがの落ち着き。みんなが見ている前でさらさらっといいものを作っていてちほちゃんに惚れ直されていた。
チビは誰がなにを言おうとくじけずに自分の納得いくまで土で遊び続け、山田さんに「これほどえんりょせずにやりたいことをやりきる子供ははじめてだ」とほめられていたが、これは…単に、アホなだけだろう。
休日を一日つぶして、私たちをずっと案内してくれて、すごく親切なのに押し付けがましくなく、グチもなく、ただたださわやかだったかっちゃんをみんなが感謝してほめまくっていた。かっちゃん、ありがとう。
うりずんでおじぃとまりちゃんに再会、ちょっと飲んでから焼きてびちとおでんの二次会へ。千里さんやおじょうさんのアヤハさんも合流。チビはアヤハさんに「いっしょに出かけよう、でも結婚はできないよ」と言っていた。男って…。
満腹のてかてかになって、ホテルに帰る。
2009.01.07

実家に寄って速攻で七草がゆを食べ、あっこおばちゃんの顔も見てから、沖縄へ。
慶子さんと空港で待ち合わせる幸せ…懐かしくて泣きそうだった。もうこんな日は二度と来ないのかしら、と思っていたけれど、実現してほんとうに嬉しい。でも、慶子さんは三泊のハワイ島旅行から帰ってきたばかりだ。タフすぎる。
陽子さんにも新年のご挨拶をして、飛行機に乗る。ついたらすぐに「カラカラとちぶぐゎー」に直行!
連日の大食いで一回り大きく育ったちほちゃんとケビンと合流、かっちゃんとまりちゃんも次々やってきて、豪華な宴会になる。
お店には長峰陽子さんもいるし、縁起がいい新春だな〜!
2009.01.06

妙子さんのところへ行って、エステ。かぴかぴの顔が改善された。ありがたい。あんな美しくかわいいおじょうさんが心を込めてケアしてくれるだけでも健康になれそうだ。これは、吸い取るという意味ではなく、交換。
チビのお迎えに行って熊野神社をお参りしてお守りも買う。
夜はタイ料理屋さんに行って、できたてのフレッシュな辛さのタイ料理を食べ、涙したりぼうっとしたりしていたら、りえちゃんが来たのでいっしょに座って乾杯する。りえちゃんは年々美人になっていくので驚くばかりだ。美人って、造りだけではないし、身のこなしだけでもないし、センスだけでもないし、なんなのだろう。りえちゃんの場合は、存在に迫力が増し、顔がきっぱりして彫りが深くなったと思う。前はお店でも「裏方ですよ〜」というふるまいをしていたけれど、今は「私が看板だ」という感じだからだろう。それが顔を変えたのだと確信できる。
たとえばくるみちゃんは美人だが、それは両親ともに美男美女であるという特別の状態から生じた美人。タイ料理屋の夫妻は美男美女なので、子供が産まれたら絶対またそのレベルになるだろう。
逆にヒロチンコさんはイケメンと言ってもいいと思うが、普通だがすてきな顔の両親からやってきた偶発のイケメン。うちのチビもそう。私も別にドブスではないが、パーツの造りは全然だめ。
両親ともに美男美女の場合は余地がない高いレベル(人前に出るのを商売にできる)の美男美女になるが、日常生活の心構えでいちばん改善の可能性を秘めているのは後者だろう。
りえちゃんのご両親は知らないけど、きっと美男美女だと思うな〜。
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