2009.01.15

時計のコマを一個増やそうと思い(デブになったからではない)、エヴァンスに行ったら、なんとつぶれて眼鏡市場になっていた。しばしが〜んとなるタクシーの運転手さんと私。むりだろうなと思いながら、西武の時計売り場に行って「ここで買った時計ではないのですが、やってもらえませんか?修理費としてお支払いしますから」とお願いしたら、その場でちょいちょいっとやってくれて、お金はいりませんと言われて感動してしまった。今時こんな人がいるなんて!
フラ初日。
遅刻…。ううむ、改善したい!
どの踊りもさっぱりできず、自分はほんとうにフラを習ってきたのだろうかというくらいのでき。でも、今日はのんちゃんの踊る「キモフラ」となぜか「花見川音頭」を見ることができたので、大感動した。花見川音頭というのは、あの地域の人たちがなぜか全員踊れるという伝説の踊りである。しかし、フラスタジオなのになぜ、お誕生日の人が、大声で歌いながら花見川音頭を踊っているのだろう…車座で手拍子をしながら見守る仲間たち。わけがわからない!
2009.01.14

ヤマニシくんが来て、チビがもうどうにかなっちゃうくらいのはしゃぎぶり。あれだけ愛されたらヤマニシくんもむげにはできないだろうな…と気の毒になるくらいだ。
朝から「ゲンアンがくるの、楽しみ〜!キラキラ〜!」と言っていた。しかしその楽しみな相手に会って数時間したら「おい、ゲンイチ」と普通に呼びかけていたのでびっくりした。
新年になり、仕事を断りまくっている。長編は気をそらすと全部パーになるから。
仕事が来るのはありがたいことだと本気で思っているけれど、体はひとつ、時間もできることも限られている。するべきことは今もうはっきりと決まっている。
不義理だなあと思うけれど、大事なのは作品のほうであって義理ではないとわかっているけれど、親しい人の仕事ほど気分は重い。そうか、この重さがいつもの重さなんだなあと実感する。でも正体がわかっているので「しかたない」と思える。正体のわからないストレスがいちばんむつかしい。人生、ストレスはあって当然なのだから。ひとつひとつあたっていくことだと思う。
そんな私が今日最高に笑ったこと。
北野武の花椿での一問一答。
気持ちを高揚させてくれるものは? 「今はフェラーリ」
どんなことにげんなりしますか? 「フェラーリの横にカミさんが乗る時」
は〜、すばらしい…。
2009.01.13

ここぺりへ。
いつもながら寝てしまうが、ここでの眠りの質は絶対になにかが違う。ほんとうに安心しきって寝ているうちに、体はゆるんでいるという不思議な魔法を使っている関さんだ。
今回は睡眠が足りているから健康でしょう!という気分で行ったが、あちこちががたがただった。がっくり。
「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」をやっと観る。佐野史郎さんへの尊敬がいっそう高まった。あとふだんのウエンツさんにはのんちゃんに似ているという以外なんの感情も持っていないが、彼のやる鬼太郎は最高だ!「トリック」の仲間由紀恵に対するものに匹敵するこの感情。ストーリー的には愛で呪いに打ち勝つ的なあたりまえのものなのだが、映像の目指している考え方が「日本にも欧米に負けないものがあります」という高い志をしっかり持っていて、世間にこびていないし、原作をなめていない。大泉という人も臭そうですごい。緒形さんを泣かずには見られない。寺島しのぶさんは濡れ過ぎだ!あと、鬼太郎が、まるでスキーのインストラクターのように「山の上にいるときはかっこいいが、里に出てしまうと友達に紹介しにくい外見」であるというのが、ものすごおおおくリアル。あの外見で夢が終わる感じがもう恋愛っぽすぎ。
お父さんも最高!声があのままなのに生きて動いてる…これまで他人に嫉妬したことがない私だが、お父さんのお風呂を喜々として世話しているしょこたんにはじめて妬みを覚えたわ!
2009.01.12

時間ができたので、急に穴八幡へ。
急な行動でおなかが減り過ぎ「東京らっきょ倶楽部」へかけこむ。こんな名前のお店がおいしいわけないだろうと思いがちな私だが、それがもう、考えられないくらいおいしかった。材料をけちってないし、メニューが豊富だし、安いし、なんと良心的でおおらかなのだろう、と感動さえした。スープカリーには偏見があった私だが、おいしいものをおいしく安く食べてね、もうけは必要だけど最小限でいいよ、というこのお店の姿勢が嬉しかった。つけあわせのアイスやラッシーがてきとうでないのもすてき。
穴八幡の参道の露店を見ていると、なぜあんなに心が沈むのだろう…。ぶじお札をいただいてきました。前にヒロチンコさんのパパにこのふくらんだお札をあげたら、貼りにくいと言ってばしっと表面だけ切り抜き、ぺらぺらの紙だけ貼っていたが、中身が大事な気がするの…。っていうか、そんなことしていいの!?
神楽坂でお茶してとっても幸せな気持ちになった。冬、むちゃくちゃ外が寒いときのお茶ってどうしてあんなに幸せなんだろう。冬のいちばんの幸せかも。
2009.01.11

軽く家事をやっていたら、いつのまにか10時間くらいたっている。
なんだか悔しい、ここまで不器用でトロいとは…。
寒い中スーパーへてくてくと歩いて二十分、見上げたらでっかい満月があった。どおりでやたらに明るいと思った。
やまだないとさんのトキワ荘のマンガ、面識があるので言いにくいが「こんな題材を選ぶなんて、きっとあざとい内容なのだわ!」と勝手に思っていたが、読んでみたら「ごめんなさい!」と言いたくなった。私たちの世代が彼らに対して抱いていた気持ちがみんなこもっているし、真摯だし、絵はうまいし、それでもやまださんの作品にばっちりとなっているし、すばらしかった。
西原さんのお金の本も、西原さんのいい面(悪い面があるという意味ではない)がみんな出ていて、声が聞こえてくるようだった。まとめがうまいなあと思って後ろを見たら、うんと小さい字で瀧さんの名前が書いてあった。いい仕事してるなあと嬉しくなった。
てるちゃんからとんでもない人のとんでもない話を聞かされ、目が点になり、ヒロチンコさんに説明していたらただひとことみごとなタイミングで「あたまがおかしい〜」と言った。よくこんなにぴったりのことが言えるなあ、と今年も感心するのであった。
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