2009.01.25

チビがお好み焼きだったら食べるというので、お昼を食べにお店に行く。
チビ「このお店はいいお店だね!だって喉が渇いたときに一瞬で飲み物が出てくるもん!」
大声で言うのはやめて〜!
そしてチビはそのあとりえちゃんのお店に行き、
「ここはなかなか出てこないね、早く柚子こぶ茶がのみたいんだよ〜ん!のみたいっていう気持ちをだしてなにがいけないの、いいじゃな〜い」
と大声で言い、止めた陽子さんにうっかりアッパーカットをくらわして、怒ったママにボコボコになぐられていた。
なんだか、酔っぱらいを連れて歩いているような毎日だ。
2009.01.24

石原家に赤ちゃんに会いに行く。
おっとりしてにこにこしていて、ものすごくかわいかった。こんな手のかからない赤ちゃんは久しぶり…そう、うちの子もそうであった。でも今はこんな手のかかる子供はいないっていうほどの変身ぶり!
渡辺くん、原さん、りさっぴとワインを飲みまくり、英子ちゃんが作ったものすごくおいしいごはんを食べまくる。こんなにおいしいものを食べながら痩せるなんてほんとうにむつかしいと思う!そしてみなで並んでピラティスをやった。この状況でのピラティス、少なくとも心臓には悪そうだなあ。
駅まで歩いて、古道具屋で羽釜を買った。
原さんが「俺が駅までもってやるから買いな!」とものすごいプッシュだったので。持って帰って炊きました。すごくうまく炊けました。
原さんはもうひとつ「下半身だけだったら、全員といつまでだってうまくいいのに…いつだって上半身がじゃまなんだよな〜」とものすごい発言を!そして私のiphoneの中のigirlにチンチンをこすりつけていた。いやだ〜!耳に当てるものなのに〜!
2009.01.23

チビはなんと、おしめをしないでパンツで一晩寝ていた。おねしょもしていない。初めてだ!そしていつもなら私のベッドに入ってくるのに、ひとりでひとつのベッドに寝ていた。これも初めてだ!大人になっていくなあ。
朝もいっしょに起きて、ちゃんとパンを食べに行った。
と書くとまるでいい子のようだが、悪いことばかりして陽子さんに本気で怒られていた。どこまで続くのだろう、この悪い時代。この年齢で恩義を感じろと言ってもむりとは思うが、「むり」と「親がいちおう言わない」のは別。
ただ遊んでいるようだが取材もみっちりとして、でもやっぱり娯楽に走り笹団子を買って、新幹線に乗る。笹団子は新幹線の中で食べるのがいちばんおいしい。
帰宅して久しぶりにヒロチンコさんに会えたので、チビはべったりとくっついていた。そしてみんなでカニ味のポテトチップスを食べたが、ものすごく生臭く「いつでもやめられるとめられる珍しいスナックだ」と語り合う。チビまで「これ、なかなかなくならないね」と言っていた。
2009.01.22

一泊で新潟へ。
東京駅の地下の、もう改札を入ってからまですばらしいお店がいっぱいできていてびっくりし、シャンパンとチーズとお漬け物を買ってしまった。東京に住んでいてよかったと思わずにはいられない!
越後湯沢で雪がすごく積もっているのでどきどきしたが、岩室はすっかり晴れていて、あたたかかった。とにかく疲れを取るべくマッサージを受けたり、風呂に入ったり、おいしい蟹を食べたりしてどん欲に過ごした。最後は夜中の一時近くにお風呂にみっちりと入って、裸でデッキに出て、また入ってを繰り返す私と陽子さん。なんでそんなにお風呂に入るの〜?と心底いやそうにしているチビ。
去年来たときのお姉さんがまだいらして、チビのあげたブレスレットを大事に持っていてくださった。ゆめやさんはいいお宿だなあ…。
2009.01.21

アレちゃんと対談をしに、早稲田へ。
学生さんたちの服装や感じがみんながうちに少し前働いていた前田くんのようで、学校のカラーを感じた。前田くんにすごく会いたくなった。
アレちゃんのまわりの教授たちは考えられないくらい優しく、いばっていないいい人ばかりだし、事務局も熱心だし、学生も勉強が好きで積極的で、ほんとうによかったなあと思った。教える道を選んだのはアレちゃんにとって切ない決断だったかもしれないが、みなに愛され、知的な話がしっかりと通じ、ユーモアも理解され、大人の世界が育っているその空間は彼にとって幸せなものだと思った。
しかし彼の朗読がうまいのにはびっくりした。ほんとうに演劇を勉強した人は違う!
学生さんから花束を贈呈され、幸せな気持ちで帰宅。
みんな自分の子供といってもおかしくはない年齢の人たちだが、私の小説を読んでくれているのが、不思議だった。質問も真摯なものばかりだった。やがて彼らが中年になるとき、今の私の書いているものが彼らを十分間でも救うことがありますように、と心から思った。
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