2008.10.14

コナについて、レンタカーを借りて、一路ワイメアへ!
パーカーズランチのカウボーイ像の下でちほとケビおくんと待ち合わせ。
みんな時差ぼけと寝てないのでなんとなくふらふらしながらもピザをおいしく食べて、お世話になるステイ先のおうちへ行く。3ベッドルームにちゃんとトイレとシャワーがついているすばらしいお宅でどきどきした。これぞアメリカの家!
同じ敷地内にアトリエを持つケビおさんの作った、すばらしい陶器(これが、ほんとうにプロレベルであった。奈良くんが陶芸のプロと素人はなにで見分けるかというと、同じものを何個も安定して作れるか否かであると言っていたが、そういう意味でもプロであったし芸術的なレベルでもかなり優れていた)が随所に無造作に置いてあり、チビ連れの私はこれにもどきどき。
でっかい犬が二匹もいて、犬欲もたっぷりと満たされた。一匹はちょっと頭の甘い甘えん坊、もう一匹はケビおだけが主人、ケビお命、でもつまみぐいはしちゃうわよという、超かわいい二匹。
時間が惜しいので、ニール・ヤングの家があるビーチへ行って、がむしゃらに泳ぐ。顔を水につけてしばらく見たら、フムフムヌクヌクというお魚がいきなりいて、目があってびっくりした。あまりにも本でよく見たので、もはや私の中ではシーラカンスくらいの架空度であった。頭でっかちはいけないなあ、と反省した。だって、普通にすいすい泳いでるんだもん。
寒く眠くなったので帰宅し、みんなで前菜作り。キッチンでわいわいとサラダを作ったり、シャスタのときみたいで楽しい。そのあいだにケビおさんがものすごおおおおくおいしいエビのバーベキューシリーズ(スパイシー、生ハム巻き、スイートチリなど)を歓迎のために焼いてくれた。これがまたあまりにもきれいで激うま!みんな寝不足なのに信じられないくらい食べて、爆睡。
2008.10.13

かけこみ寺的にここぺりへ。まりこさんとも会えたし、体もほぐれたし、安心だ。なによりもあそこに行けばとにかく安心してしばし休めるというのがいいところ。
夜、健ちゃんが寄ったので、三人でチャカティカに行った。その道の途中で蓮沼さんにもりえちゃんにもアンティークやのおじさんにも会えたし、二件目のマザーズルインではちづこさんにもチビのいちばん好きなお姉さんにも会えたし、下北を満喫!旅立ち前にふさわしい感じであった。
それでしみじみ飲んでいたら、ルインで土曜日だけバイトをしているお姉さんをチビがナンパしていて、話を聞いていたら「エッチな顔の女だな〜」とか言っていて、おやじ以下のナンパ術にびっくりした。どういうところがエッチなの?と聞いたら、ぷりぷりっとしてるところだと言っていた。ふう、冷や汗。
健ちゃんとはまた一年会えないが、こうして日常の中でだらっと会うのがいちばん楽しいから、またどの町でかわからないけれど、必ず会うだろう。チビも健ちゃんといろんな場所で会うんだなと思っているだろう。なんかいいなあと思う。
2008.10.12

たくじとマルコムの来日に合わせ、新宿にかけつける。
その前にkurosawaのバッグをもうひとつゲットしちゃった。無骨でおしゃれで使いやすさはそれほどでもなくても持っているとどっしり安心する良いバッグです。
マルコムは相変わらずあっさりとさわやかで、こういう人だからああいう作品をつくれるんだろうなあと思う。ダイヤを特別視しないし、こわれにくいからこそジュエリーだという、彼の考え方がとても好き。必死で英語をしゃべっていたら、チビに「ママ、すごい英語のしゃべりっぷりだったね」とバカにされた。ぐすん。追い抜かれるのももうすぐだなあ。
そのあとイタリアが懐かしくて、つい伊勢丹でダマリアのリングも買ってしまった。デザイナーのおふたりと、インチキイタリア語会話をした。
たくじとはお買い物をしたり、お茶したりして、静かに過ごせてとてもよかった。
夜、アメリカのヒロチンコさんとチャットをしていたら、チビが急に淋しくなったらしく、切ったあと泣き出した。でも「淋しくなったわけじゃないんだよ、いたずらしてママに悪いと言われたら、もうそのことはしないようにしてるから長くは怒らないで」などと言っていて、とにかくかわいい。なんで子供ってこんなにかわいいのだろう…。
2008.10.11

荷造り、エステでほとんど終わった一日。
でも充実していた。森田さんは風邪でもメロンパンを持って来てくれたし、チビはいっちゃんと遊びだめをして、パパが留守だからとよく手伝ってくれている。エステでは背中もほぐしてもらい、ぴかぴかしかしへとへと。
いっちゃんに助けてもらい、なんとか夜まで乗り切った。
てるちゃんから借りたレインボーマンをこつこつ見ているが、ものすごくリアルでこわい。いちばんすごい内容だと言われているM作戦のところだけなんだけれど、もう充分暗澹とした気持ち。すごいなあ…やっぱりこれはすごいものだったんだなあ。なんかこう、ヒーローなのにとうてい勝てそうにないっていう気持ちにさせられるのがまたすごい。
お金がこれほど生々しく出てくる子供番組ってなかったよなあ。
あと、悪の波動というか感触がとってもリアル。
ダイバダッタがヨグマタさまのヨガの先生たちにマジで似ていてどきどきした。かなりリアルだっていうことですものね。
さて、今からヨガの眠りに入って風邪をもっとしっかり治そうっと。
2008.10.10

今日は変な日だった、みんなと微妙にすれ違ったり、判断ミスをしたりするのだ。自分は特に肉体と精神がずれていないのに、なんかタイミングがずれていく。
もちろん自分の判断に自信を持つのが大事だけれど、弱気だと人の親切がしみてきて謙虚に静かになれるのがすばらしい。個人的にはイケイケの自分よりも、そういう自分が好き。
風邪は、ピュアシナジーをがんがん飲んだらほとんど去っていった…。まだまだ可能性を秘めているなあ、あのサプリメント。
アレちゃんと久々に会って、アフリカの話を聞きながらごはんを食べる。おつきあいももう二十年近い。お互いに大人になったなあと思う。これほどなにひとつ接点のないふたりがよくお友達でいるなあとも思う。でもアレちゃんはすばらしい人で、いつも大好きだ。
夜もこれまたたくじと絶妙にすれ違った(メールがずれて、もう別のところでごはんを注文した瞬間に、彼の元々の約束がキャンセルになってごはんを食べる時間ができたことを聞いた)ので、くやしくてタクシーで追いかけたら、運ちゃんに変なところで降ろされた。チビとふたりでとぼとぼ歩いていたら、チビが「だいじょうぶ、いっぱい歩いても、いっしょだから。ふたりきりなんてゆめのようです」と言ってくれたので、元気が出た。
ラ・ロゼッタについたら、久しぶりの若夫婦がすっかり落ち着いてお店を切り盛りしていて、ほっと幸せな気持ちになった。祐天寺にあるこのお店、知り合いなので宣伝しすぎてもと思って書かなかったけれど、これほどまでにローマを思い出させる店はない。なにもかもがイタリアみたいでおいしいのに、日本の食材を使っていて、食べ物に対してとても真摯。実は子供は入店できないのだけれど、静かにしてますからと(ちょっと嘘になっちゃったけど)入れてもらった。感謝!
おいしいサラダとレバーパテとワインをゆっくりいただき、ほろ酔いで帰る。たくじの超あたたかい笑顔が喜んで迎えてくれたから、今日の変な一日の切ない気分は全部解消された。
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