2008.10.19

いったん荷物をまとめてヒロへ。ヒロホヌインの前でマイカイオハナツアーズの仁さんに再会。この会社は、うまく行ってるだけのことはあり、ほんとうにいい会社。お金を払っても全然惜しくないどころか、それ以上のことをしてくれるまれな会社。
仁さん、懐かしい!頼もしい!ヒロホヌインにはすばらしい和室があって、私たち家族の部屋&宴会場に決定する。
雨に負けずにパホアのファーマーズマーケットへ。目の前で和えてくれるパパイヤサラダやロコモコやタイカレーやカルアピッグご飯やカルビなど買いまくり、シェアして食べまくる。それからすご腕のお姉さんのロミロミを受けたり、手作り蜂蜜を買ったり。ヒッピー度が高い分、お店も充実している。カヴァも飲んで冴えた気持ちに。
キラウェア火山もいつも違う顔を見せてくれる。今回はかなり激しかった。アートセンターでおみやげを買い、洞窟に行ったら、突然チビが洞窟好きになり大騒ぎしだして面白かった。暗さとスリルがつぼにはまったらしい。
カラパナで暗くなるまで海に落ちる溶岩を見る。ほんとうに真っ赤だった。仁さんがいい席を教えてくれて、座ってみんなでゆっくりと眺めた。見飽きることのない瞬間の連続。
後ろにたまたまいたちほの学校の先生が「ペレがまさに大地を産んでいる瞬間なんだ」と言ってチャントを唱えていて、ほんとうだ、その通りだ、と感動した。
ヒロで中華を食べまくり、宿で大宴会をもよおし、ぐっすりと眠る。
和室すぎて熱海の高級旅館にいるとしか思えない気持ちだった。深いお風呂に座って陽子ちゃんとおしゃべりしながら温泉気分を味わったり、りさっぴに裸を見せつけてパワハラをしたり、陽子とチビの裸証拠写真を撮ったり忙しい(?)。窓には富士山と五重塔がいっぺんに描かれた木の装飾が…蛇口はみんな竹モチーフ。すごいなあ、そして懐かしいなあ。
仁さん、一日中私たちに優しくしてくれて、チビを肩に乗せて遊んでくれて、ほんとうにありがとう。あなたはすばらしい人ですし、プロの中のプロです!
2008.10.18

ファーマーズマーケット。野菜を買って、クレープやオムレツを食べたり、レモネードを飲んだり、コーヒーを飲んだり、ぶらぶらしたり、お花を見たり、おしゃべりしたり、いいお天気にワイメア中の人たちがやってきたみたいな感じ。みんなほとんどパジャマみたいでのどか。
ワイピオ渓谷に行く。
以前と天気も季節も違うせいか、別の場所のよう。前に来たときにじゃあじゃあ流れていた滝はみんな枯れていた。それでもしっとりして緑が多くとても歩きやすい。たまに川に足をつけるのも涼んでいい感じ。ノニやグアバを拾って食べたり、プルメリアを拾って髪に飾ったりした。ノニって神々しい植物だ。タロも保護されてつやつやと美しく育っていた。
渓谷にはものすごい坂道を下っていくのだが、ケビおさんのトラックの後ろに乗ったワイルドなガールたち(みな三十を超えている)は大騒ぎ。帰りはチビがどうしても乗りたいというので後ろに乗ってがんがんはずんでいったが、なんとガールズが重すぎてエンスト。
ものすご〜い坂道を、歩いて登った…。無言で。じゅんちゃんだけがすいすい登って行ったので、きっと体重は関係あるのね。ケビおさんに至っては、トラックを止めてから引き返してきて、チビを抱えて登っていた。かっこいい〜!
途中、同じ感じで止まっていた車の中に、ものすごく美しいヒッピー家族を発見。みんな毛が長く、インドの服を着ていて、そして静かに微笑んで、ぴかぴか輝いていた。
いいものを見た…。やるならここまでやらなくちゃね、みたいな気持ちに。
運動したおかげでよれよれになりながら、ヒロチンコさんを迎えにコナへ。
無事出会えたので、ナチュラルなお店に寄ってサンドイッチをちょっと食べて、帰宅。
夜は豪華ディナー。きよみんのグリル料理やりさとじゅんこの合作サラダやそしてケビおさんのスパイシーエビ&超柔らかワイメアの牛肉バーベキュー!うますぎて、ここで暮らすちほの今後の体重が心配になったくらい。パパが来たので、チビがすごく喜んで顔もすっかりゆるんでいて、見ていて「ああ、パパがいないあいだ、チビなりにがんばっていたんだなあ」としみじみした。
2008.10.17

朝はりきってドルフィンスイムに出発!
船酔いを避けるために飲んだこどもセンパアが子供より私に効き過ぎ、午後までほとんど意識不明。でもイルカが来たらなにがなんでも海に入った。フィンのサイズを間違え脱げっぱなしでたいへん苦労した。フィンをはいたのも五年ぶりくらいで全然だめ。かろうじてシュノーケルは使いこなせたので、イルカをいっぱい見る。嬉しくて信じられなくてぽか〜んとしてしまった。イルカを追いかけていると船からどんどん離れてしまい、戻れなくてじたばたしてばかみたいであった。
でもイルカってほんとうに冗談みたいにきれいな生き物だ…並んで泳いでるし。生きているだけで練習しなくてもシンクロナイズドスイミングのプロなのだ〜。イルカの子供もいっしょに泳いでいた。子供は同じ形なのにきれいに小さいのだ〜(あたりまえ?)!かわいすぎる〜。ただただどきどきしてあっというまに時間が過ぎてしまった。
コナのバレという有名なサンドイッチ屋に寄り、辛いチキンサンドをぺろりと食べ、ぐうぐう寝ながらワイメアに到着。
しばしきよみんの冴えさえリーディングを受け、元気百倍になる。
今日も宴の準備をして、買ってきたポイやアヒやケジャンをばりばりと食べる。最後焼きそばがこげついて苦労していたら、さっそうと陽子さんがと登場して手伝ってくれたので、無事に豪華豚ステーキ焼きそばが完成した。
2008.10.16

オフ日。ポロル渓谷一望の絶景の道を通って、ハヴィとかその周辺の町を散策してまったり過ごす。
ハヴィのサンドイッチ屋、ものすごくおいしい上に、お姉さんが超美人。こういうお店ってこの世のどこにも存在するのね。小さな宝石みたいなお店だった。ここもとなり町も、センスのいいお土産物やもたくさんあり、いくらぶらぶらしてもあきなかった。
晩ご飯の話などしていたら、きよみんがきっぱりと「食べるために生きているんです!」と言ったので、胸がすく思い。いきなり縦列駐車を男らしくこなし、女子たちをぽうっとさせたきよみんであった。
夜は今日もみんなで自炊。スーパーに寄っていろいろ考えている時間もとても楽しかったし、ビールを飲みながらの調理も楽しい。きよみんのクスクス、ケビお家の畑のハーブが効いていて、いくら食べても飽きないおいしさであった。
でっかい犬をなでたり寄りかかって寝たりする幸せも久しぶり…。
2008.10.15

あまりの寒さに木を入れすぎて不完全燃焼した暖炉で、軽い一酸化炭素中毒になった私とチビ。
腹痛&げえげえ吐きながらヒロへと向かう。夜中にはっと目覚めて頭痛がしていたので、窓を開けにいったのでそのくらいですんだのかも。というか、窓は開けていたのだけれど、風でその部屋の戸が閉まっていたのに気づいて、開けに行った。開けに行くとき、体が動かなくて、このまま寝てしまおうかと思ったけれど、アイザック・シンガーの小説でこういうのがあったことが脳の引き出しからさっと出てきて、がんばって起きた。ありがとう、シンガーさんよ!あのときの体の重さといったら、子供がいなかったら起きられなかったかも。でも、煙突も機能してたし、ほんとうに軽い程度の中毒。
朝、思ったことが口から出てこず、お昼までずっとかつて見たことのない色の血便みたいなのが出ていたのでおっかしいなあと思ったのだが、最終的に一酸化炭素中毒だとわかったのだった。それまでは風邪?ぜんそく?などと思っていた。
チビは体が小さいからもっと深刻だったが、それにしても軽かったので新鮮な空気を吸い、お互い午後には完全復活!
でも、思った。私は今、死のずいぶん手前ではあるが、確実に死に近い場所に急に行ったのだなあ、と。ああやって人は急にあちら側に近づくのだなあ。それで、近づくと、体も心もそれに近い状態になっているので、こわくはないのだろうなあとか。
シナジーがぶのみ、窓開けまくりで運転してもらったのもよかったみたい。
そういえば、私がピュアシナジーのまわしものになってるってみんなに言われるけど、これがまた、もうなにを言われてもいいくらいシナジー教である私である。
アメリカの健康食品店で山盛りのサプリメントを買うのが趣味だった私だが、全くもう心が動かない。私の場合は、多分、脳の使い過ぎでビタミンB12が不足していたところにうまくはまりすぎるくらいはまったのだろうと思う。あと、なんといっても酒が飲めなくなったのにはびっくりした。はじめは歳のせいかと思っていたが、違った。他の人には他の人のはまりかたがあるだろう。奥深いサプリメントだ…。
ネットで調べていたら、れんたんをうっかり家に入れただけで、おなかの中の赤ちゃんとご主人を一夜にして亡くした女性の手記が載っていて、その急さがものすごくリアルにせまってきて、心から気の毒に思った。死はこわくないような気がするが、その前後の変な夜明けみたいな空間、中途半端な世界がいちばんこわい。そこは昨日や、昔ヘルペスで入院したときや出産のときにちらりと見た、そう思った。
午後、ちほちゃんの学校に行き、フラの見学をしている頃にはすっかりよくなってハッピーな気持ち。フラガールたちは万国共通キラキラだ。日本人女子たちがにこにこ踊っていてすっかり癒された。
午後いちで買ったシグゼーンドレスを着て、あいちゃんとケイタマンのおうちのパーティに行く。なつかしいゆみちゃんや、さっきのフラガールたちもいた。みんな超かわいくていい子たち。ケイタマンのすばらしい歌と生演奏で踊りまくり、みなさんの持ち寄ったり作ってくれたりしたおいしいごはんを食べまくり、すばらしいひとときを過ごした。あいちゃんはやっぱりうまかった…!しかしじゅんちゃんも負けず劣らずきれいだった。
彼らのルームメイトがおじぃの友達だったりして、世間は狭いわと思っていたら、バークレーからきよみんが登場!私、昔バークレーのトレーナー着ていた頃は、まさか自分がバークレーに友達できてハワイ島で集合なんて思ってなかったなあ。
ワイメアまでちほちゃんの車に乗せてもらい、あとの人たちはりさっぴの車に乗り、みんなで帰宅。眠気さましに真っ暗な道でサスペリアのテーマを聞いて、後悔したふたりであった…。
  2008年10月 ページ: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6