2008.09.14

フリマに行って、またも占いをしてもらう。
なんかいろいろありそうな楽しみな秋!
チビが恋愛を見てもらっているのでどっきりした。聞いちゃいけないね、と陽子さんと隠れていた。ビールを飲んだり、おつまみを買ったり、ワンラブでトイレを借りたりしてだらっと過ごした。午前中ばりばりに働いたので気が楽なよい日曜であった。
こんな日曜日は、昔自分が夢見ていたものであった。友達がただ遊びにではなくバイトで来ているというところだけがちょっと違うけれど、そこはそんなに気にならない。ここまで忙しくなると、単なるプライベートで人に会うっていうことが、ほとんど不可能に近くなるから。
でもこの忙しさのおかげで、人にごちそうしたり、忙しくても豊かな時間を過ごせる。節約ばっかりしていたら、得られない時間である。この時間が小説の種になる。
2008.09.13

秋の服を買ったり、取り置きのものを取りに行ったり。H&Mは前を通っただけで行列にびっくり!挫折。日本人にとってユニクロよりも大きな変化を呼ぶお店であることは確か。ミラノやパリでバカ買いしなくていいのね、これで。帰りのスーツケースはいつも「バイヤーですか?」というくらいH&Mでいっぱいだった私…。でもウールものは安いだけあってすぐへたれるので、夏専門だけれど。
わけあって、パパとママがいない男の子にちょっとだけ会った。苦労が多いからだと思うけれど、大人でびっくりした。しっかりしているし、行きのびるためのがんばりとかわいらしい幼さが同居していて泣かせたが、ふるまいはとにかく立派だった。
この子が見ていくものの半分も、恵まれすぎたうちのチビは見ないだろう。きっとこの子が得ていく人と人の絆の半分もうちのチビは得られない。弱っているときにしみてくる人の親切さ、そして気遣いをかみしめて彼は育っていく。世間は冷たいことも、悪い人には際限がないことも、自分の実力で他人の愛を勝ち取っていくしかないことも、彼はもう本能的に知っている。きっと強く大きく育つだろう。
でも、チビの恵まれた無邪気さにはそれはそれで良さがある。ゆるく甘く育ったからといって悪いわけでは決してない。別の世界ではあっても、葛藤や苦しみを乗り越えて自分になっていくのは同じ。それぞれががんばってほしいと思った。
2008.09.12

服装は釣りとホームレスの微妙な境目のおじさんが、ビニール袋にパック入りとうふ二丁と生の川魚を丸ごと一匹入れて下げて歩いていたが、ほんとうにもうちょっとでいろいろな質問が爆発しそうになる心をぐっと押さえた。
それから、自由が丘のお店に六本木から息子さんがシェフとして移られたという話をしながらタクシーの運転手さんが、「よかったら今度行ってみて!『はげおやじから聞いてきたんだけど』って言えばきっと歓迎してくれるから、ぜひそう言って。『ケンぼういる?』って言えばすぐ出てくるから」と言われたが、どっちも絶対言えません!と答えた。
さらに「フォカッチャの店」というのに行ったら、ほかほかの、できたての、でも、絶対!これはピタパン!が出てきた。言おうかどうかものすご〜く迷ったけれど、根本をくつがえしてはいけないと思い、黙って食べた。
2008.09.11

私にもじわじわと風邪がしのびよってきているので、子供の抗生物質など飲んでみる。効いたみたいだった。神田さんちのバラの植え替えで丹羽さんがいらしているので、たまにのぞきにいった。魔法のようにどんどん植え替えられていく…植木のお仕事はすごいなあ。一本おすそわけしてもらった。ガーゴイルもいただいた。でも神田さんたちが引っ越していってしまうのはすごくさびしい。
夜は風邪をおしてフラへ。
ちっともわからなくて、パズルを見ているようであった。参加すらできないありさま。これでハワイに行くから二回も休んだら、かなりまずいことになるな〜と滅入っていないでなんでもいいからガンガンいく、これが大事なのである。もやもやしている人はきっとこの世に今たくさんいるけれど、もやもやは確実に時間のムダである。私がそれを学んだのはほんとうに物理的に時間がなくなってからであるが、しかもそれって人生半分過ぎてからであるが、死の直前でなくってほんとうによかった。思う存分もやもやぐだぐだしたので、悔いもないし。
夜ご飯の材料がなく、チビも熱が下がっていたので、外に食べにいく。
とあるお好み焼き屋さん、変わったのは名前だけではなく、内装は同じなのに店員さんがほとんど全とっかえで、なんとなくいやな予感がしたのだが、あたっていた。店全体が前みたいにぴかぴかに磨いてなくて、なんとなく不潔。材料のコストは三分の一に落としてあるので全く以前のおいしさの面影はなく、お好み焼きは生焼け、中のエビや豚肉も質が悪い。以前はいつも行列ができていたが、最近なくなっていた理由もわかった。いつでもお客さんというものはだまって去っていく。ここでもやはり「叱ってくれる人は自分にとって大事」みたいなことが当てはまるなあ。
2008.09.09

しゃべりすぎてまたせきが出てきて、幼稚園を休むチビ…立派なおばかさんだ。
事務所の税務調査だというのでおびえていったら、お仕事のできそうな優しいお姉さんがいらしたのでほっとする。税理士の天野先生としばしおしゃべり。別の業種の人と話すと心が活性化されてすごく面白い。
チビをヤマニシくんにまかせて、英会話へ。
気合いは充分、実力はがっかり…だけれど、とにかく勉強。マギさんとバーニーさんが今日も本気で教えてくれて、ふたりの顔を見てるだけで元気になった。メキシコ人の漁師のいい話を聞き、妙に納得する。そうか、今の暮らし以上の暮らしを望むのって、単に向上心がその方向に出ているだけで、満足する方向やQOLにすばらしい力を向けることもできるんだ…特に足りないという意識が強いし、それがお金であると簡単に思い込みやすい現代人はもう少し今の毎日の幸せをかみしめたほうがいいかも。帰りはしみこさんちの赤ちゃんのお誕生日プレゼントを買い、楽しい気持ちで届けにいく。
帰宅したらふたりはゲーム三昧で、ふつうに口喧嘩とかしていて、まるで息子の友達が来ているような自然さであった。
  2008年09月 ページ: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6