2010.09.12

もしもし下北沢のイベントで、フリマに出る。
まみちゃんがずっと存在として支えてくれたので、不安はなかったけど、赤ちゃんを産む最中で、たいへんだったと思う。今日も一日中、赤ちゃんがそばにいてほわんとしていたけど、ママは肉体的にまだまだ大変な時期なのに。ありがたい。今はお仕事を少し離れられている麻子さんも今日はばりばりとやってきて、てきぱきと働き、ほんとうに強く美しいお助けウーマンたちだった。
タッキー、勝俣くん、鈴やん夫妻、さなえちゃん、ヨッシーに手伝ってもらいながら、とぎれずに来るいろんな人、懐かしい人、ファンの人などなどとしゃべり、舞ちゃんといっしょにサインをしまくり、自分たちのオタクぐあいを確認しあい、あっというまに6時間が過ぎた。みんな人生のいろんな場面で小説を読んでくれていて、ありがたく思った。雅子さんやたかちゃんをむりやりさそって打ち上げに行き、へにょへにょと飲んで解散。夏も終わりだねえと舞ちゃんとガリガリくんを食べながら帰る。12月もがんばるぞ。
2010.09.11

久々にゆいこに会い、お茶をしたり、お菓子を食べたりする。
この夏の暑さは異様だね、という話をした。
そして最近よく見かける人たち第二弾として、ほんとうはほとんどなんにもできないのに、万能なもうひとりの自分を虚像として作り上げ、そっちに魂をどんどんあげてしまって本体はどんどん自信をなくしていく人たちについて、語り合った。
人間は弱いからだれにでもこういう気があるけど、ほんとうになにかができるときって、もう地べたからというか、あ、これができた、よかった、これだけでもできた、よし、っていうふうに自信がついていく。病気をして寝込んだことがある人にはよくわかるはず。あれが、自信。床のぞうきんがけに実に似ているもの。
なにもないのになにかあるふうに生きていると、いつも夏休みの宿題やってない人みたいな気分で、つらいだろうな…、自分は地べた派でいこうとしみじみ思う。そのほうが楽だし。
2010.09.10

金先生がおじょうさんといっしょに来日されているので、いっしょにお茶。
おじょうさん、かしこい&かわいい、女の子うらやましい。でも今ものすごくがんばって赤ちゃんを産んでもし男だったらぎょえ〜!だよね、とヨッシーにしみじみぐちる。まあ、どんな子でも問答無用でかわいいけど。
金先生って、心から「先生」と呼びたくなる人なのだが、それがどこから来るのかまだわからない。私生活に乱れがなさそうだからなのか、ふところが深いからなのか。かげで人の悪口を言っていなさそうだからなのか。とにかく見るからに全身がすばらしい人なのだ。
夜はたかさまに日頃のお礼におすしをごちそうするという名目で自分たちも楽しみに行く…すし匠、ますます冴えてもはや円熟。予約の制限時間ちょうどにおいしいものを出し尽くして、決してこちらをあせらせない感じも天才。一年に一回くらいしか行かない(行けない 笑)ので、修行している人のお顔がどんどんきりりと変わっていくのもわかり、感動。
2010.09.08

湘南へ。台風だけれど、なんだか楽しかった。異様な景色をいっぱい見て、じめじめしたなかにみんなで閉じ込められて、あがった頃に、大野家と合流して、みんなで楽しくごはんを食べた。ヤマニシくんにもっと晴れた海を見てほしかったので、秋にリベンジだ!
それにしても、晴れた日だけでなく、ものすごい雨の音が水面にあたる様子とか、グレーに泡立つ海とかも、海の世界の重要なポイントなのだと今では思う。
2010.09.07

打ち合わせ。面白いくらいに思っていることがわかり、形式の美と言うか冷静と情熱の間というかなんというか、つまり不況で苦しい?
こんなときにこそ、人格が出るなあ、今いろんな人を見てから、その先の身のふりかたを決めよう、と思いながらも、自分も事務所の残高がゼロになるたびにひやっとしてちょっと胃が痛くなったり、いちいち事務所を縮小したりしているので、男の人はたいへんだなあ、とのんびりと思う。
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