2010.09.17

クラシカルホメオパシー(今話題になっているのと違い、西洋医学の治療を拒まない。各人にたったひとつのレメディーを見つけて処方するやりかた)について、せはたさんにインタビュー。
彼女はたいへん聡明な人で、その仕事ぶりは愛にあふれながらも情にひきずられない女医さんのよう。その成り立ちに少しでもせまれればと思ったけれど、これまでの下地があったので、かなりはじめのほうで核心に近いことばが得られた。
人間とはなにか、健康とはなにか、じょじょに解明されていく…面白くてしかたない。幻冬舎から本になる予定だが、まだまだつめていかなくては。
2010.09.16

最後の最後まですーるでそばを食べて、飛行機に乗る。
夏を追いかけてきたけど、もうさよなら。切ないのう…。
陽子さんとも楽しい時間を過ごせたし、思いがけないことがいっぱい起きたので、すばらしい旅になった。海で崖をのぼりおりしたり転んだりしたので、あちこち切ったし太ももも痛いが、勲章さ!という感じで、旅の思い出をいっぱい持って家に帰る。今回の意外な収穫はもちろん辺銀食堂に行けたこと、そして、長嶺さんちの陽子さんにトイレの神様の話をじっくり聞けたことであった。みんなの異様なトイレの小人話も聞けて、いい取材になったげな。っていうか、全員がトイレで小人を見ないで!って感じも。
2010.09.15

チビがどうしてもと言うので、今日も朝から海。さんざん魚を見て、いろいろ遊んで、あがったときにハブクラゲがひょっこり出てきて、みんなで眺めながら、そのでっかさに冷や汗。
海って、実は入っていい時間とゾーンが限られているとってもむつかしいものだと思う。その見極めも毎日違っていて、海辺に住むだけでもすごく勘が磨かれる。そしてそれでも事故はおきるのだ。
さすがのおじぃが酢をもってきていたけど、もし刺されていたらいずれにしても病院行きであった。
お昼をとってもおいしいカリブカフェでががっと食べて、学童に乱入して辺銀家のチビにあいさつをする。手をつないでくれて、いっしょに遊んでくれて、私のことねーねーって呼んでくれてありがとうよ。たいへんな家の子だけど愛されてるよ、大きくなれよ!
おじぃとはいろんな思い出があるけど、いつでも思い出すのは、おじぃの車に乗って景色を見ているときの気持ち。そう、いつでも次はいつ会えるかな、元気でいてほしいなっていう気持ちだ。
空港にまなみちゃんともねちゃんが来てくれて、涙の別れ。もねちゃんが大きくなっていて、まなみと姉妹みたいにふたりできゃっきゃ言い合っていて、感無量だった。ほとんど同じ時期にいっしょに産んだね!ちゃんと育ててきたね、という気持ち。
夜はカラカラとちぶぐゎーに行って、かよちゃんとしみじみ飲む。テーマは「下町の人は口が悪い」いつもとなりにいた正一くんがいなくって、かよちゃんはくっきりとして見えた。次の人生に幸せに歩んでいってほしい。陽子さんふたりもまじえて、ちょっとだけ女子会の時間も過ごせた。
2010.09.14

信じられないスケジューリング、今日は石垣島へ。
チビ「陽子ちゃん、久しぶりに会ったから、はだかを見せてよ」
これ、世界中の男性がいつでも使いたい手というか本音だろうな…!
いきなり空港でおじぃに出迎えられ、びっくりしすぎてぽかんとした。だって会えると思ってなかったもん!
その15分後に愛理さんが飛行機を降りてきた。お目にかかるのははじめて。みんな、会ったことない人たちよ、愛理さんのこと、陽気な下町のきもったま母さんみたいなタイプだと思ってるでしょ、私もそうかなと思っていたら、違った。ものすごい静かな迫力の美人、女優みたい。
ご主人が迎えに来られたので握手して「この手がラー油を混ぜているのか…」とミーハーに思いながらもいったん解散して、辺銀家のチビを連れて海へ。遠浅だし魚はいるし、うちのチビもはじめてのシュノーケリングに目覚め、夢のよう。これもおじぃが来てくれて、辺銀さんたちが車やシューズを貸してくれたおかげ。
夜はもちろん憧れの辺銀食堂で、最高においしいごはんをいただく。野菜が多くて、いちばん好きな感じのメニューだった。まなみともねちゃんもやってきて、ほんとうに夢を見ているみたいな夜だった。
2010.09.13

今日は今日とて、記者会見。
毎日新聞の人は、だれひとりとしてキャラがたっていない人はいない。いったいなんだろう?あんな楽しい会社そしておじさんたちがいるだけで日本は安泰という感じがしますよ。
まだまだ先行きはわからない電子書籍の世界、とりあえずひとつひとつ見極めていくしかない。いろんなトラブルや別れもあるだろうし、出会いもあるだろう。
打ち上げで写真を見たら、どう考えてもiPadのコマーシャルだった、自分。たかちゃんがしっかりメイクしてくれて、ついていてくれたので今日も安心。ヘアメイクさんってほんとうにすばらしいお仕事。縁の下の力持ち。あれほどの美人さんなのに、目立つことをしようとしないところがまたモテポイント。
たかちゃん&私「やっぱり日本の男はストレートヘアと前髪ないのが好きだよね〜」
毎日新聞重里さん(腹の底からの声で)「そこを超えてくるのがほんものの男じゃないんですか!?」
たかちゃん&私(心の中の声)「すてき…」
重里さん(腹の底からの声で)「でも女性は髪型でがらっとかわりますからね!」
たかちゃん&私(心の中の声)「どっちやねん!」
千里が週に二日だけ一里になっていて、息子さんがてきぱき働いていた。味は変わらずおいしくて、ほっとした。みんなで楽しいお酒を飲んだ。楽しかった「もしもし下北沢」のお仕事よ、もう少しでお別れ、淋しい。
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