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こんばんは。はじめまして。私は、まだまだ、よしもとばななさんの本を読み始めたばかりの初心者です。
今までは、男性の文章のほうが「嫉みや、面倒な言い訳が少ないから好きだな」と思い込んで、男性の書くものしかあまり読みませんでした。
だけど、『不倫と南米』を本屋で見掛て、タイトルと表紙に一目惚れしました(私は、もうすぐ30歳になる新妻ですが、不倫願望は無いのですけれども…)。
読んでみて「物語のひとつひとつが優しいなぁ。これからも、ずっと読み続けたいなあ」とファンになりました。
あと、『小さな闇』を読んで、私にもあるなあ、主人には無いなあ、『闇』と思いました。
そういうのを追い払いたくて、本を読み続けているような気がします。もっともっと読んでも追い払えなかったら、いつか自分でも文章を書いて、すっきりしたいとも、ずっと、思っています。
こういう読書を、こういう書き方を、どう思われますか?
書いて、救われたりスッキリしたりするものでしょうか? 一度、思いを書き出したが最後、ずっと書き続けないと落ち着かなくなるものでしょうか?
 
(ココ-2008.07.08)
あんまり、思いを書いたりはしていないのですよね。もっとさっぱりというか、事務的というか、ほとんど数学の問題を解いている感覚です。
仕事にしてしまったら、落ち着かなくてもとにかく掘り進むしかないので、続けています。
でも、学生の頃は、もしかして書いて慰めをえられたかもしれないです。
それは周囲の環境がある意味、安定していたからかもしれないです。
すっきりすることはないから、続けてしまうのかもしれないですね。
がむしゃらに書いて燃やしてしまうっていうのはすっきりするってよく聞きますが、私はしたことがないです。
(よしもとばなな-2008.07.10)
ゆっくり読もうと思っていたサウスポイントを昨日、読了しました。
珠彦くんのまっすぐさや、ずれ加減や、幸彦くんの不在感があまりにも恋人に似ていて会いたくてたまらなくなり、しかしこの気持ちはどこへも行き場がなく、大泣きしちまいました。そうしたら今朝、夢の中で私は、珠彦くんのお母さんと一緒に、きれいでおいしい、花とごはんがまざったようなお供えのようなものを作っていた!! 晴れた空の下、湿気の少ない気持ちいい空気の中で、海が近い感じの場所で、私は恋人のために、珠彦くんのお母さんは息子のために、でもそれだけじゃなくてこの世を旅立っていった人達に、ちょっと捧げるために、二人で料理をしたのです。
目が覚めてから、何だか嬉しいすっきりした気持ちになって、しばらく笑いと涙が止まらなかったな。
ばななさん、ありがとう。
小説の中の人達が夢に出てきたことって、ありますか?
私は生まれて初めてです☆
 
(真名-2008.07.07)
書いているあいだはほとんど同居合宿でうざいですよ〜。
でも人の夢となるとちょっと幸せです。ありがとう!
(よしもとばなな-2008.07.10)
はじめまして。最近、よしもとばななさんの「キッチン」を読んだ15才女子です。
ばななさんの作品にでてくる女性ってなんだかかっこいいですよね。そんな人になれるようにがんばっています。
でも、理想の自分になるのは難しいです。ばななさんには「理想の自分」というものがありますか? それとも自然体ですか?
 
(水野あすか-2008.06.30)
理想の自分をいつも思い描いています。
自然体の自分も忘れないようにしています。
そのふたつの距離が縮まるといいなと思っています。
読んでくれてありがとう!
(よしもとばなな-2008.07.10)
初めまして。
ばななさん(こんなに近しくお呼びしてよいのでしょうか……ドキドキ)の本を読み初めてから、こうしてメールしたりできる日がくるなんて!思ってもいませんでした。
お風呂にまで本を持ち込むので、湯気や湿気でページがばらばらになってしまう程に愛読しています。
そんなばななさんに質問です。
私は子供の頃、「人の考えが読める子供」でした。
家にお客様が来たり、電話が鳴ったりするとどんな用件なのか手に取るように判ったのです。
学校から帰ってきて、母の友人が既に遊びに来ていたりすると「旦那さんと喧嘩したんだ……それで、今話はこのへんまで進んでるんだな。」と勝手に大人たちの考えを読んだりしていました。
子供だったので、そのことをまったく不思議だとも思っていませんでした。
そんな便利な能力?は大人になるとすっかり消えてしまいました。
(ヒーラーの方に、あるきっかけがあれば戻ってきますよ。と言われたことがありますが、大人になってからあの感覚と付き合っていくのは大変そうなので先延ばしにしています。)
ばななさんには、子供の頃にはあったけど大人になってからはなくなってしまったという便利な(?)機能はありますか?
 
(くみ-2008.06.29)
ほんとうに人形とかとしゃべっていたのですが、今は当然できません。
あと、明日何時に起こして、と時間を指定すると何者かが起こしてくれるという便利な機能が搭載されていたんだけれど、今はできず寝坊してばかりです!
ぜひお互いに取り戻しましょう。
(よしもとばなな-2008.07.10)
ばななさん、はじめまして。
ハワイがご縁で「サウスポイント」を読んで以来、39歳にして、今更ながら、すっかりばななさんの世界に魅せられてしまいました。図書館にある本を片っ端から借りてきて、毎日読んでいます。
沖縄やフラを愛してらっしゃるところにも大変親しみを感じています。
ばななさんの小説の豊かさに、ただただ感服しているのですが、小説のアイデアは、どんなときに沸いてきますか?
私も趣味で書くことがあるのですが、何かの思いに区切りをつけたい、卒業したいことがあるときに、アイデアがわいてきたりします。でも最近はアイデアがまったく浮かばないのです。
ばななさんでも、小説のアイデアが浮かばなくて困る、なんてことはありますか? また、書くときにはあらすじや結末まで考えてからディテールを書き込むのですか? それとも、思い浮かぶままに書いていくのでしょうか。
是非、ばななさんの創作スタイルの断片だけでもお聞きできたらうれしいです。
最後に……私はとくに、「海のふた」が好きです。
あれを読むと、単純に海のそばに住みたいな、と思います。
これからも新しい作品を楽しみにしています。同じ時代に生まれたことに感謝して……。
 
(ゆき-2008.06.27)
ありがとうございます。新しい読者の方は嬉しいです。
アイディアはもう自動的に寄ってくる感じです。そういうふうに筋肉を鍛えた感あり。
結末まで考えてからいちいち三通りくらい書くので、ほとんどの部分を捨てていてもったいないです。
(よしもとばなな-2008.07.10)
  2008年07月 ページ: 1
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