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私のくだらない超能力について。 いつも夢の中で住んでいる家というのがある。一ヶ月に一回くらい、その見知らぬ家に住んでいる夢を見るのだ。今回はその家から出て、しーちゃんと待ち合わせをしてお昼を食べに行く夢だった。いつものオープンカフェに行こうとしたらしーちゃんが「ねえ、あのとなりにすごくおいしいパン屋さんができたの知ってる?」と言う。着いてみるとたしかに、柳のかごにいろいろなパンがこんもりと盛られた、すてきなパン屋さんがある。とてもフランス風。「どのパンが評判いいの?」と聞くと、しーちゃんがなぜかナンをひっぱりだして「このナンがすごく有名なの!」と言う。なんでフランスパンの店でナンが有名?と思ったところで、現実のドアチャイムが鳴り、目が覚める。そして、寝ぼけつつ玄関に行くと、宅配便でお中元「ナンとキーマカリーセット」が届いた。 すごい!が、ほんとうに、何の役にもたたない。 でもちょっと嬉しかったので、思わず夢見仲間の細野さんにメールする。 夜は次郎の誕生を祝うはずだったのに、遅刻して次郎をひとりで飲ませてしまった・・・。馬刺などをおごる。西麻布にて。 そして、新宿二丁目に行って、もと小野寺の人がやっている店に行ってしみじみと北海道の話をする。前に小野寺という店をやっていた三人でママ(っていうか男)の実家に遊びに行ったことがあるそうだ。三人とも露骨なお姉さんしゃべりだった記憶があるけど「実家の人たちもうすうす感づいてると思うの」と言っていた。気づいているでしょう、それは!そのうち一人はもう亡くなってしまった。小野寺の塩辛とポテトとバターをあえた食べ物(その名も小野寺スペシャル!)が懐かしい。

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ホームページの打ち合わせで山口さんの事務所へ。小林さんもまじえて最初の質問に答える。胸がときめいた。この気持ちを忘れないようにしよう。久しぶりに鈴木君に会った。あまりにも久しぶりで、やはり胸がときめいた。友達ってすばらしい、会ってなくても変わらないからだ。この気持ちを忘れないでいじめたり、いびったり、バンジージャンプをさせたりしないようにしよう。 タヒチの写真を見せてもらったが、みんなが水着で卓球している写真に笑った。顔が大まじめなのだ。真剣勝負!でも水着。 慶子さんと「酒が強すぎる女は隙がなさすぎる!」と語り合いながら帰る。夕食は久々に自宅で慶子さんに聞いたゴーヤのカレーを作ってみる。ベースはパネンカリーにして、他になかったので豚肉とにんじんを入れてみた。ココナツを驚くほど入れ、しょうがとナンプラーと蜂蜜とこぶみかんの葉を入れたのが成功の秘訣だった。はじめ変な味でどうしようかと思ったのだ。ヒロチンコの帰宅と共にそうめんにかけて食べた。

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健ちゃんは四十になってしまった。お互いに歳をとるものだ。出来心でエルメスの大きな馬をプレゼントする。馬好きだし、いいだろう。 今いちばんすばらしいと思う店「アダン」で祝う。食べ物と店と店の人と客と飲み物のバランスが抜群だと思う。中央線上にないところも好きだ。フレッシュな桃とシャンパンのカクテル最高!冷たいだしにつかった甘いトマトも。真剣に人生について語り合っていたら、やがて偶然となりにワーナーの偉い人と音楽業界の偉いおじさんがすわった。ひとめで気にいるような変な人たちだった。ナンパしあい、おごりあい、メル友になりあい、酔っぱらって別れる。いい集いだった・・・。

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卓球。回転のつけかたを習う。楽しくて夢中になりすぎ、体が痛い。 夕方オープンカフェで慶子さんと待ち合わせて、ちょっと珈琲を飲んでから仕事に出発、なんだか外国みたいだ。こういう楽しい仕方だと、みんな仕事が好きになるだろう。 細野さんの番組のゲストに呼ばれる。 J-WAVEに働く人たちの若さにびっくりする。そして、ピストン西沢はいない・・・、渋谷のスタジオだ。残念。私は、ひでしまふみか(字がわからない)さんのかなりのファンだ。声もしゃべりも顔も好きだ。たまにわざわざHMVに見に行ってしまうほど。 細野さんはどこにいても全然変わらない。きっと内心はいろいろ変化してるのだと思うけれど、表向き全く変わらない。落ち着いた、音楽のような声だ。さすがドンファンの弟子仲間(?)だ。細野さんサイン入りのカスタネダ原書というわけのわからないがとにかく貴重なものをいただく。いつも持って歩いて読もうと思う。 慶子さんとヒロチンコといっしょに春秋へ。 おいしい。心と力のこもった、誇り高い、すばらしい料理。春秋の店の人たちを全員尊敬する。心から。

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「バロウズの妻」を観る。 作家ではバロウズを一番尊敬するバロウズおたくの私、主演は会ったこともあるコートニー。観ずにはいられない。 その上、私がいちばん好きな本「おかま」がベースになっている。知らないエピソードはないほどだった。しかも、けっこう誠実につくられている。なんとはなしに甘っちょろいが、自分も甘っちょろいので、許してしまう。けっこう好きな映画だった。メキシコで撮っているところも実によかった。 コートニーの演技、すばらしい。演技というか、あれはもう本人の生き様だろう。なんだか痛いほど生々しい。「気の毒だが魅力のある慈愛にあふれた妻」という役をやらせたら、天下一品だと思う。私の思っていた甘っちょろいバロウズの妻像にではあるが、彼女はぴったりだった。体の動きも太さも品のよさも。女優としての彼女が演じた今までの役でいちばん好きだったかもしれない。 ロッキング・オンの近くのインドネシア料理屋にヒロチンコと行く。なんだかおいしくなっていた。まずくなる店というのはよくあるけど、うまくなるとはいったいなにごとだ。すばらしい。

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